和モダンの浴室が町屋の風情を感じる客室とマッチ。

京都に息づく文化を感じ、快適に過ごしていただくために、
それぞれ趣の違う客室には伝統工芸品や現代アートをしつらえる
などこだわっています。
当初は在来工法のバスを検討しましたが、
パナソニックショウルームでLクラス バスルームのヒノキ柄の
天井や壁、ダウンライトとの相性を見て「いいな」と思い、
採用を決断しました。
ユニットバスルームが和風インテリアの部屋とマッチ
するのか・・・多少の不安もありましたが、そんな心配は
無用でした。
洗面室から浴室へ圧迫感なくつながり、予想以上の雰囲気に
なって満足しています。

建具の枠や洗面台のオープン棚を、浴室のヒノキ柄と
コーディネイト。洗面脱衣室から浴室へ、つながりを感じる
落ち着いたインテリアになりました。土壁との相性も
いいですね。浴室の扉を透明にしたことで圧迫感がなく、
伸びやかな空間になってよかったです。

外国人観光客が多い京都という土地柄、日本式のお風呂を楽しん
でいただけるよう、大柄な方でもゆったり浸かれる浴槽に。
御影石の大判タイルのようなデザインの壁、浴槽などブラックで
統一。細部にわたりこだわった客室の内装と浴室のインテリアも
よく調和し、空間全体がモダンな和風テイストにまとまりました。
一般的に黒い浴槽は汚れが目立つのでは？と言われますが、
パナソニック製品はその辺りのクオリティが高いですからね。
清掃性において信頼感があるので心配していません。

土壁や琉球畳、うづくりの床など、内装の細部にわたり職人技に
こだわりました。和紙にステンシルで絵を描いた壁面は、自慢の
仕上がり。障子を開けて坪庭を眺めると、非日常を味わえるの
ではないでしょうか。ヒノキ柄の天井や御影石調の浴槽を使った
浴室とも、うまく調和がとれ、空間全体が和風インテリアで
うまくまとまり、満足しています。
二つとして同じインテリアの部屋はないので、「次はどの部屋に
泊まろうか」と、異なるインテリア空間での滞在を楽しみに、
ここに帰ってきて欲しいですね。
　　　

クラフト&カルチャーをコンセプトに、職人の技を随所に
散りばめたデザイナーズホテル。「ここならでは」の
ホスピタリティを表現しました。全室異なるデザインの客室、
ゆったりと疲れを癒やすことのできるこだわりのお風呂。長い
滞在でも飽きのこないお部屋に仕上がっています。

左：株式会社ＣＩＰ 代表取締役社長　粟津原 茂人 様
右：イクリカ建築デザイン事務所　井上 都光 様