社会福祉法人 サンライフ
特別養護老人ホーム ジョイフル名駅
介護長(介護福祉士)
藤田 慎司 氏
社会福祉法人 サンライフ
介護老人保健施設 ジョイフル名駅
リハビリ長(理学療法士)
末吉 俊介 氏
社会福祉法人 サンライフ
特別養護老人ホーム ジョイフル各務原
理学療法士
玉田 あかね 氏
リショーネPlusを導入して最も大きく変わったのが、1人で移乗介助が可能になったことにより、次のような課題が解決した点です。
「寝たままでの横スライド移乗が容易な福祉用具とフルリクライニング車いすを準備して介助支援のケアスタッフを呼ばなくてよくなった上、移乗・離床にかかる時間も短縮されました」(藤田氏)。
「移乗時に両ユニットを走って行き来しなくてよくなったことは、ケアスタッフの負担軽減につながっています」(玉田氏)と1人で移乗介助できるメリットを強調しています。
当然、共有スペースの見守りが空白になる時間もなくなり、安心感が維持され、安全管理上のデメリットも解消されました。また、ジョイフル名駅 リハビリ長の末吉俊介氏は、「介助支援に向かわなくてよくなった分、他の業務に取り組める時間が増えたと思っています」とし、ケアスタッフ2人での移乗介助が必要なご利用者が毎日最低3往復以上、年間を通すと相当な時間になり、「その時間節約が他の場面のケアの質向上につながる可能性があります」と強調しています。
リショーネPlusは、操作も容易である上に、移乗に際して移乗用リフトや寝たままでの横スライド移乗が容易な福祉用具と比較して、1人でも負担なく介助できることを両施設とも実証。特に「背の高い男性ケアスタッフであっても、分離・合体の際に前屈みの姿勢での介助が少なく、身体的負担も軽減できます」(藤田氏)。
移乗用リフトという手段もありますが、恐怖心や痛み、また、つられることを嫌がられるなどの問題もあり、その点も解消されます。さらに、「これまでになかった介護ロボットを導入したことによるケアスタッフの意識変化にも期待できます。介護ロボットという最新の福祉用具を使っていることは、施設のステータスでもあり、ケアスタッフのモチベーション向上にも寄与するのではないでしょうか。今後もリショーネPlusを使用するメリットを活かし、ケアの質向上を追求していきたいと思います」(玉田氏)。