キッチンリフォームの基礎知識

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キッチンを綺麗にリフォームできたら毎日の料理がとても楽しくなりそうですね。

システムキッチンには、I型、L型、対面式など、様々なプランがあり、それぞれ構造によっては
リフォームが難しい場合や、給湯、給水管や下水管の移設工事が必要となって、床、壁、天井の工事も発生する場合があります。
まず始めに「キッチンリフォームの流れ」でリフォームの進め方を確かめて、プラン作りに必要なことや工事のチェックポイントを確かめましょう。

夢をかなえるため、準備をしておきましょう。

キッチンの工期と工事工程の例を見てみましょう

キッチンリフォームの流れ

リフォームの流れは、大きく「自分たちでする」・「リフォーム会社と一緒にする」・「リフォーム会社に任せる」にわかれますので、どの時期に、誰が何をしないといけないのか事前に準備しましょう。
焦ってやり残しがないように早めに全体スケジュールの把握をしておくことが大切です。

リフォーム前

自分たちでする

Step1
情報収集する
Step2
依頼先の工務店をえらぶ

プランニング・見積もり

工務店と一緒にする

Step3
工務店に相談して現場を見てもらう
Step4
見積りしてもらう
Step5
プラン決定

リフォーム工事~完成

工務店に任せる

Step6
発注
Step7
工事
Step8
完成

キッチンプランを変更する場合には、「現在の間口」を知っておく必要があります。
また、対面キッチンに変更する場合には、通路幅を新しく確保しなくてはなりません。
カウンターは、現在のキッチンよりどのくらい広くしたいのか、調理、水切り、配膳・家電スペースをそれぞれどのくらい取りたいのか、
幅だけでなく奥行きも関係してきます。
使いやすいキッチンにするためには、現状を知っておきましょう。

キッチンは、暮らし方にあわせて、キッチンスタイルを考えたり、調理スペースや家事動線から使いやすいレイアウトを検討します。
ホームページやショウルームを活用して家族の要望を固めましょう。

ショウルームで使い勝手を確かめる

ショウルームで最新設備を体感!(キッチンコーナー)

ご要望が固まったら、工事業者に相談をしましょう。
現場を見てもらい、収まり、取付や設置、キッチン周辺に関わる内装工事等についても、確認してもらいましょう。

【納まりのチェックポイント】

  • ① 天井廻り縁に扉があたることがあります。
  • ② 照明器具に扉があたることがあります。
  • ③ 窓が開かなくなることがあります。
  • ④ ドア枠がでていると引出が出せなくなります。
  • ⑤ 排水・給水・給湯・電気配線を変更することがあります。

【取付設置のチェックポイント】

  • ・商品的に見て、プランにムリはないか?
  • ・強度は十分あるか? 収納物は意外と重いので。
  • ・間口に納まるか?
  • ・壁、天井その他との納まりは適切か?
  • ・設備機器は取付できるか?
  • ・加熱機器・フード周辺のスペースは必要分あるか?
  • ・シンクの位置を変えるなどの場所を移動するキッチンリフォームは、数日かかることがあります。数日間はキッチンが使えない場合もありますので確認しましょう。
  • ・最近のキッチンカウンターの奥行きは65cmで、古いキッチンに比べて広くなっています。少しの差でも通路スペースが狭くなってしまうことがあります。
  • ・シンクの位置を変える場合は、排水、給水管の位置も変わります。排水管に関しては、床下に余裕がないと、移動できない場合がありますので、注意が必要です。
  • ・電気コンセントの位置を変えると、天井内にある配線位置も変わるので、天井の張り替えが発生する場合があります。
  • ・ガスレンジの位置を変えると換気扇の位置も変わります。大きく変更すると、排気口まで遠くなってしまい、換気効率が変わる場合があります。
  • ・カウンターを搬入する際、通路や階段を曲がれなかったり、エレベータに入らない場合があります。搬入経路をきちっと決めておきましょう。

具体的なキッチンリフォーム

壁付I型キッチンを対面キッチンにかえたい

対面キッチンの広さの目安

キッチンの広さは4.5畳が一般的です。対面キッチンにする場合、ダイニングを含めて10畳、リビングまで含めると18畳くらいからが目安です。

対面キッチンのタイプ

対面キッチンにもいろいろなタイプがあります。
現在のキッチンスペースやライフスタイルに合わせてキッチンタイプを選びましょう

現在のキッチン間口と通路の幅に合わせてキッチンタイプが選べます。

キッチンの配置

窓や勝手口にかからないよう、位置・大きさを考慮したプランにします。

キッチンの設備工事

① 給水・給湯・排水やガス工事は元の配管の位置を確認して配管位置を決めます。


配管が施工できるように床下収納庫等の点検口を新たに設置する場合があります。
床を張り替える場合もできるだけ点検できるように床下収納等の設置をおすすめします。

② 電気配線は、ほとんど天井から壁にそって配線されています。天井内の接続位置から新規の設置位置へ配線を変更します。


腰壁がある場合は腰壁内に配線をしますが、 腰壁がない場合はIHや食器洗い乾燥機の配線を床下か床上をはわすことになります。
天井内の配線をする為に天井点検口の設置をおすすめします。

③ 換気扇工事は、現在の排気方法(直接排気・ダクト排気)を確認して計画します。


プロペラファンや薄型レンジフード等、換気扇から直接室外へ排気されている場合、現在の開口部を隠して新たな排気口を設置します。
天井内を通るダクト排気の場合は、外部の接続位置に接続できるか検討します。
開口位置や排気口までの距離が長くなるなど、ダクトのルールに支障がある場合は新たに外壁に開口します。

マンションの場合のポイント

設備:  プラン上設置可能であっても設備関係で設置できない場合があります。

■給水給湯・排水・ガス・排気設備の課題

◎ガスや給水・給湯は圧力がかかるため、配管の距離や高さは、あまり関係がありませんが、排水は配管と接続位置・勾配、排気はダクト径・接続位置の他、ダクトの曲がりが多いと効率が悪くなることがありますので考慮する必要があります。

カップボードの設置について

タイプ:  収納するものや開閉の方法を考慮していろいろなタイプが選べます。


設備:  消費電力の大きい家電について

消費電力の大きい家電(電子レンジ・IH炊飯器など)を使用する場合は、コンセントを専用回路にする必要があります。
(家電ストッカーを設置する場合も同じ)

マンションの場合のポイント



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