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あかりの効果を科学します

たとえば、くつろぎのあかりを科学します
住まいの、ほんとうの心地よさを考え抜いたあかりの快適科学が、ここに。

あいまいな感覚をベースに、経験に頼って設計されていた従来のライティング。
パナソニックは、光の効果を心理的・生理的に解析することで、「感覚」の数値化に取り組み、光の効果を普遍化するアプローチを進めています。
その成果の例が、光の組み合わせがもたらす「明るさ感」と「くつろぎ感」の科学です。

明るさ感の科学

明るさ感という人間の感覚を世界で初めて数値化。 Feuは、空間の明るさ感を数値化し、照明設計に活用できるレベルで実現した世界初の指標です。

■「照度=lx」に代わる、光の新しいとらえ方。

明るさを示す「lx(ルクス)」は、床など一面の照度を測るもの。「空間」の明るさを評価できない場合も。

■人間の目は、壁、床、天井などを総合的にとらえています。

空間を目にしたときに、視野に入ってくる光を総合的に測定し、定量化できる指標が必要です。

■照度だけでは、明るさ感をとらえきれない場合があります。

420 lx:Feu9.5 / 290 lx:Feu12.5 左の空間の法が照度が高いのに暗く感じる

例えば左側の写真のように、床面の照度は高いのに、空間は暗いイメージになる場合も生じてしまいます。

■パナソニックが開発した明るさ感指標「Feu」は、光を総合的にとらえて分析。

Feuについて

Feuは、壁、床、天井という空間全体を見た時の明るさ感をトータルに数値化。人間の感覚に近い形で、定量的に表現することができます。Feuと、従来の照度=lxを併用すれば、空間全体と手元の明るさをきちんと設計することが可能に。快適でイメージを形にしやすくなります。

■シンフォニーライティングは、目的別にあかりを配置し、明るさ感を保ちながら、省エネをはかります。

必要以上に器具設置することもなくなり、省エネにつながります。

シンフォニーライティングではより省エネ

くつろぎ感の科学

感性科学の専門家とともに、光の効果を心理的・生理的に解析。指標化を進めています。

■パナソニックは、ライティングの変化によるくつろぎ感の変化を分析。

ライティングが異なる3つの空間が、人のくつろぎ感にどのような影響を及ぼすかを検証するため、心理的・生理的実験を行いました。実験データは、心理学者ラッセルが提唱した感情モデル(快適感と覚醒感の2軸で表現される)に基づいた、パナソニックの感性指標化技術を用いて解析しました。

■心理的・生理的解析により、シンフォニーライティングはくつろぎ感がより高いという結果に。

解析結果を踏まえた知見を、「くつろぎのあかり」として、ご提案していきます。

データ解析の結果、他の空間と比較してシンフォニーライティングを採用した空間は、快適感がより高く、覚醒感がより低い心理状態にあり、くつろぎ感がより高いことがわかりました。

シンフォニーライティングではよりくつろぎ感がある
心理的解析グラフ/生理的解析グラフ:シンフォニーライティングは、「快適感がより高く、覚醒感がより低い」という結果に。

【実験方法】
被験者:15名(30代、40代女性、数年以内に新築戸建注文住宅希望者)方法:
シンフォニーライティング、ダウンライトまとめ配灯、シーリングライト1灯の合計3条件の空間をソファに着座した状態で観察し、心理・生理計測

  • ※ ここで、快適感、覚醒感は、社団法人日本生体医工学会の原著論文(Vol.48(2010),No.2,pp.197-206)に記載の評価方法を参考にして、脳波のデータを用いて算出しています。
    また、くつろぎ感は、0〜100の9段階の主観評価より算出しています。