くらしのアイディアBOX
【 No.62 】フローリングの選びかた
キッチンもリビングも 毎日の暮らしにフィットしたフローリングで居心地よく
リフォームの床選びは施工会社さん任せになっていませんか。部屋ごとに求められる性能・デザインは異なります。
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色柄だけでなく
性能をチェックして床につきやすい汚れやキズの種類は部屋や暮らし方によって違ってきます。例えば水廻りは水や汚れに強い仕様になっているものに。使う場所や暮らし方から必要な性能を考えましょう。
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床板の幅、溝、貼り方で
部屋の印象も変化色柄や濃淡だけでなく床板の幅や溝数も印象を決めるポイントに。幅広タイプで空間に広がりを、ヘリンボーン柄など好みに合わせてデザインを変えることで個性や存在感を演出できます。
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空間全体をイメージすることで
失敗を防ぐドアや家具との組み合わせや空間をイメージすることも大切。メーカーのWEBサイトでシミュレーションできる場合は活用して。ショウルームで実際の色や手触りも確認できれば安心です。
コラム監修者
井上 恵子住まいの性能・安全ガイド
【プロフィール】
住まいのアトリエ 井上一級建築士事務所所長。日本女子大学非常勤講師。安心・安全な住まいを見極め、女性視点でサポートする一級建築士。新聞やwebでのコラム執筆、セミナー講師などで活躍。著書に「大震災・大災害に強い家づくり、家選び」(朝日新聞出版社)他。
暮らしにフィットした床選び
たとえばこんな設備をご紹介。
色柄・性能が豊富なパナソニックの床材[ベリティスフロアー]
「暮らしにフィットしたフローリングで居心地よく」
床にとって毎日の暮らしは、傷、汚れ、摩耗との戦いです。
床の美しさを長続きさせるために、「性能」に着目して床材を選びましょう。
床材の性能は、基材や表面塗装の種類によって決まります。
床にかかる多くのダメージを軽減しお手入れもラクして、
美しさを長続きさせるためには、
暮らしに合わせた『適材適床』の床材選びが大切です。
Point 1
みんなが過ごす場所だから、
きれいが長持ちする床を
トリプルコート(LDK・水廻り)
家族で使うLDKや水廻りの床には丈夫さやお掃除しやすさを重視したいもの。歩行頻度が高い場所でもすり傷やへこみがつきにくく、溝の中まで塗装でコーティングされて汚れがつきにくいトリプルコートの床がおすすめです。
Point 2
いすやおもちゃでの傷や汚れに強い床を
ダブルコート(書斎・子ども部屋)
いすを引きずったり、ものをぶつけることも多い書斎や子供部屋では、傷がつきにくいことがポイント。すり傷がつきにくく美しさが長持ちするダブルコートの床がおすすめ。汚れが付きにくく取れやすいコーティングもされています。
おもちゃなどで勢いよく擦ったときにできるすり傷に強く、うっかり汚してもさっと拭けばキレイに。お掃除もラク。
Point 3
比較的使用頻度の少ない場所には
基本性能を満たす床を
ベースコート(寝室・廊下)
LDKなどと比べ使用頻度が少なめな寝室や廊下にはベーシックな性能を備えた床を。表面のコーティングと丈夫な基材によりものを落としてもへこみ傷がつきにくく、汚れに強いのでワックスの上塗りなどが必要ないベースコートの床がおすすめです。
固いものが落ちた場合もへこみにくく、ものをこぼしたりして汚れてもサッと拭き取ればキレイに。
- ※掲載内容は、2024年8月現在のものです。
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