くらしのアイディアBOX


【 No.15 】安心して暮らせるわが家の工夫
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段差でのつまずき対策
ちょっとした段差はDIYで解消。目立たせるなど工夫を
階段はもちろん、敷居の段差などもつまずきのもと。ちょっとした段差なら、DIYでミニスロープを付けるなど対策できます。段差に気付かせることも大事。目立つ色、光色のテープなどで注意喚起を。照明で明るくするのも効果的です。
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手すり選びのポイント
デザイン選びに配慮を。
設置は使う人に合った位置にいざという時の支えになる手すり。服の袖口に手すりの端が引っ掛からないデザインなど、使いやすさを考えて選んで。一般的には、階段なら床面(段鼻)から75~80cm程度の高さが目安ですが、実際使う人に合わせて設置しましょう。
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ヒートショック対策
寒い季節は、家の中でも温度差のある場所に気をつけて
冬の脱衣室やトイレで気をつけたいのはヒートショックです。あたたかい部屋から寒い洗面脱衣室に行き、裸になって熱い湯船につかると、急激な温度変化で血圧が変化しヒートショックが起こる可能性も。とくに高齢の方が利用する場合、冬場の脱衣室やトイレの温度は、室温と同程度に保つのがおすすめです。

- コラム監修者
井上 恵子住まいの性能・安全ガイド - 【プロフィール】
住まいのアトリエ 井上一級建築士事務所所長。
安心・安全な住まいを見極め、女性視点でサポートする一級建築士。新聞やwebでのコラム執筆、セミナー講師などで活躍。著書に「大震災・大災害に強い家づくり、家選び」(朝日新聞出版社) 他。
2020.11
安心して暮らせるわが家の工夫
たとえばこんな設備をご紹介。
パナソニックの引戸・階段・手すりで つまずきや転倒の心配に備えた設備選びを
家の中でつまずいたり、転んだりしやすい場所をチェックして、備えを。
スムーズに動きまわることができるわが家にしたいものです。
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敷居のない引戸はつまずきにくいのはもちろん、お掃除もしやすい
家の中で段差につまずいたり、ひっかかったりという心配はなくしたい。
上吊り引戸なら足元にレールがないので、床面がフラット。「幅広上吊り引戸」
車いすでの出入りなどには、間口の広い引戸がおすすめ。
「かってにクローズ(自閉)機構」
バネを利用したオリジナル技術で引戸が自動でゆっくりと閉まり出入りをラクに -
滑りにくい階段と手すりで階段の昇降もラクに
システム階段は足を乗せる踏み板が滑りにくく工夫されています。
さらに手すりがあれば安定した姿勢を保つことができ、歩行もサポート。「連続手すり」
安定した姿勢を保てる握りやすい設計
トイレ
立ち座り時のふらつきや温度差にも配慮
足腰が弱るとトイレの便座の立ち座りも大変。アラウーノのアームレストなら立ち座りがラクだから、高齢者だけではなく小さな子どもも便座に安定して座れます。また室温を感知して、必要な時だけ高速で温める便座※1は、表面もヒヤッとしにくい素材。人にやさしい工夫をしています。
- ※1 室温が24℃未満の場合、約24℃まで便座を保温します。
- ※掲載内容は、2020年9月現在のものです。
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