エイサポ活用事例

使って分かった!
ケアマネ&相談員が語る
「エイサポ」の魅力と活用法

使って分かった!
ケアマネ&相談員が語る「エイサポ」の魅力と活用法(第1回)

使って分かった!ケアマネ&相談員が語る「エイサポ」の魅力と活用法(第1回)

パナソニック エイジフリー株式会社が運営する「エイサポ」は、福祉用具専門相談員(以下、相談員)の日々の業務を支えるため、さまざまなコンテンツを提供しているお役立ちサイト。ユーザーの皆さんは、エイサポのどこにメリットを感じ、どう使いこなしているのでしょうか。今回は、日ごろからエイサポを活用している相談員の北嶋大樹さん、そして北嶋さんと仕事上で深い関わりがあるケアマネジャーの齋藤 博志さんに話を伺いました。
※ケアマネジャーの約半数が会員登録している情報サイト「ケアマネジメント・オンライン」会員

福祉用具専門相談員・北嶋さんの体験談

私はエイサポに登録してまだ1か月程度ですが、そのコンテンツの豊富さには驚かされます。一番お気に入りなのが、「すぐに使える"速攻!"提案書」。困り事と解決案がビジュアル的に分かりやすく示されている上、実際に各製品が設置されている様子を撮った写真が多数掲載されていて、それぞれのメリットや活用例がとてもよく把握できるからです。

例えば、私がよく提案している「すっきり手すり クリンディ」は、これまではベッド脇に設置することが大半でした。しかし、この提案書では洗面所やトイレ、キッチンなどでの活用例がたくさん紹介されていて、「こんな使い方もあったのか!」と勉強になりました。社内教育、特に新人研修の際にも応用しやすいコンテンツだと思うので、ぜひ今後は社内でも使っていきたいです。

エイサポの魅力 その1
福祉用具の活用法について情報量が増え、提案力がアップした!

また、「現場の提案お役立ち 虎の巻ハンドブック」には、アセスメント、福祉用具サービス計画、モニタリングのチェックポイントが詳細に記載されており助かっています。他の福祉用具事業所との交流はゼロではないものの、こうした点について深く話せる場はほとんどないため、「他社ではどうやって工夫しているのだろう?」「自分たちのやり方に過不足はないだろうか?」と迷うことも少なくありません。だからこそ、エイサポが「お手本」を示してくれることがありがたく、自分たちの書類を振り返る機会になります。

例えば、福祉用具サービス計画で「視覚・聴覚」について記載するとき、これまでは「少し聞こえづらい」など大まかな内容になりがちでした。しかし、ハンドブックには「耳元に口を寄せると聞こえる」といった、より深く適切な表現例まで紹介されており、改善点が明確になりました。

エイサポの魅力 その2
書類作成で不安なことがあっても、参考に「お手本」として解消!

ケアマネジャーに関連するコンテンツも、とても多彩な印象です。例えば、登録して早々チェックしたのが「ケアマネインタビュー動画」。ケアマネジャーが相談員に対して「嫌だなあ」と思ったエピソードがリアルに語られているNG事例編を見て、身の引き締まる思いでした。

また、月ごとに掲載される「介護保険News」も、よく目にするコンテンツの一つ。介護報酬改定など業界内の動向をしっかりと把握しておくことは重要ですが、正直、業界専門誌などを頻繁にチェックするのは時間的に厳しいです。しかし、このコーナーでは知りたい情報がコンパクトにまとめられており、忙しいときは見出しと「ここがポイント!」だけチェックすればよいので、短時間で効率的な情報収集が可能になりました。

そのほか、取扱店情報や価格を自由に書き込める商品紹介チラシ設置・導入事例集など、ケアマネジャーを訪問する際の「手札」が増えて心強く感じています。

エイサポの魅力 その3
自分の「手札」が増え、ケアマネジャーとの関わり方に自信が持てるようになった!

ケアマネジャー・齋藤さんからのコメント

北嶋さんとのお付き合いが始まって早5年ですが、いつも気持ちよく対応してくれ、どんな事例でも連携しやすい相談員として全幅の信頼を寄せています。つい先日も、急性期病院と介護老人保健施設を経て在宅復帰する60代男性の案件を依頼しました。転倒による骨折でまだ歩行が不安定なことに加え、うつ病も併発していて自らトイレに行く意欲が薄いなど、複数の課題を抱えている方でした。北嶋さんは家屋評価から関わり、室内の状況や動線を確認した上で、手すり〔「スタンディ」(パナソニック エイジフリー製)〕、杖、特殊寝台ベッドなどを提案してくれました。まだ施設入居している段階から杖を持ってきてくれたり、おむつのサンプルを複数用意してくれたりと、細やかな気遣いがありがたかったです。

私たちケアマネジャーが相談員に期待するのは、単に疾患名に対応する福祉用具を持ってきてもらうことではありません。課題を抱えている利用者さんの身体状況をしっかりとアセスメントし、「この方は立ち上がりの高さが〇cmだから、この製品をこの位置に取り付けましょう」というように、当人の体型や生活環境まで総合的に考慮した「プロの意見」が聞きたいのです。北嶋さんは相談員歴10年、さまざまな事例を経験してきたベテランです。そんな彼をして「知識が増え、提案の幅が広がった」と感じさせるエイサポのコンテンツは優秀だと思いますし、さらに成長する彼の姿を頼もしく感じています。

福祉用具業界は他職種からの転職組も多いと聞きますし、こうした学びに関連するコンテンツが増えること自体、とても意義深いといえるでしょう。製品への理解が深く、提案力の高い相談員と一緒に働くことで、ケアマネジャーもレベルアップしていくことができます。お互いに高め合い、よりより関係を築いていくためにも、こうしたコンテンツを上手に活用することが大切ではないでしょうか。

ケアマネが見たエイサポの魅力
知識の更新や提案力の向上が、ケアマネジャーからの信頼獲得につながる!

取材にご協力いただいたケアマネ・相談員

  • 齋藤博志さん

    齋藤博志さん

    神奈川県横浜市の介護老人保健施設ヒルズ東戸塚にて、主任ケアマネジャーとして勤務。

  • 北嶋大樹さん

    北嶋大樹さん

    神奈川県横浜市の株式会社ハンドベル・ケア(横浜営業所)にて、福祉用具専門相談員として勤務。