エイジフリー・ライフ星が丘 スタッフの想い Staff thoughts
施設長ご挨拶
ご入居者がお元気で安心して
過ごせるように、スタッフ全員で
こころに届くサービスを提供します。
「エイジフリー・ライフ星が丘」は、緑豊かな自然をそのまま活かした地に建ち、あたたかな雰囲気が自慢の54室の施設です。
開設当初から取り組んでいる「生活リハビリ」に加え、現在は歩行訓練に特化した機器を充実させ、脳卒中などの後遺症に対応したリハビリに注力しております。
施設は「生活の場」ですので、スタッフは24時間365日ご家族に代わってご入居者を支えます。
ご入居者の皆様に、できるだけ長くご自分らしく暮らしていただけるように、介護スタッフは 機能訓練指導員とともにお身体の状態を把握し、どのようなサポートをすれば身体の維持向上につながるかなど、お一人おひとりに合わせた介助方法を検討して全員で共有しています。
介護や医療支援の充実だけでなく、暮らしを彩るアクティビティや季節のイベントにも力を入れています。安心して楽しく過ごしていただけるよう、各専門職がいろいろな側面でご入居者に関わりながら連携し、スタッフ間の垣根を越えたチームワークで、理念である「高齢者とそのご家族のこころに届くサービス」を提供していこうと全員が共通意識を持って日々の仕事に励んでいます。
エイジフリー・ライフ星が丘
施設長 音田 潤一
ご入居者の様子を見ながら
状況を判断し、
お手伝いのタイミングを
見極めています。
介護スタッフ
私はもともとおばあちゃん子だったので、それが介護職を選ぶきっかけになりました。ご入居者の起床や着替え、お顔や髪の整容、食事、お風呂など、衣食住、生活に関わるすべてをお手伝いしています。介護はその人を理解していないと対応が難しいので、人との関わり方が大事な仕事だと感じてます。
日々の仕事で気を付けているのは、ご入居者に対する言葉づかいとお手伝いのタイミングです。ご入居者はお客様ですし、人生経験を積まれた大先輩ですから、親しくなっても馴れ馴れしい言葉づかいにならないように注意しています。また、できることはご自身でしていただくことが大切ですが、疲れて気力がなくなってしまうこともあるので、ご入居者の様子を見て状況を判断し、お手伝いするタイミングを見極めるように心がけています。
働き始めた頃は、私が人見知りだったこともあり、ご入居者となかなか打ち解けることができなかったんです。でも、入浴介助をしていたある日「上手にお風呂の介助してくれる」と言っていただいて。そんな風に思ってくださっていたのだなと、その一言で気負っていた気持ちが楽になり、接し方が変わりましたね。これからさらに、ご入居者ともご家族とも強い信頼関係を築ける介護士になっていきたいと思っています。
ご入居者が充実した日々を
送れるようなアクティビティを
考えていきたいです。
アクティビティスタッフ
私は全館のご入居者を対象に、いろいろな行事を企画・開催するアクティビティを担当しています。以前は介護職員でしたので、初めは担当していたグループ以外のご入居者のお顔が一致しないこともありましたが、アクティビティ担当になってからは、ご入居者やご家族に自分から声をかけて積極的にコミュニケーションを取っています。昔のお話を聞いてアイディアをいただくこともありますね。
アクティビティに関しては、ご入居者の希望を伺いながら、より快適に充実した日々を送れるようなものを考えていきたいですし、ご家族と一緒に楽しめるものを開催し、ご家族との交流の場としても役立てばいいなと思っています。
ご入居者と接するときは、上から見ないこと、目線を合わせることを心がけ、姿勢を低くして必ず目を見てお話するようにしています。以前、お話ができず目も見えないという方がいらっしゃったのですが、そのご家族から「反応がないのにちゃんとコミュニケーションを取ってくれてありがとう」という言葉をいただいたんです。誰に対しても同じように対応するのが一番信頼関係につながるんだなと痛感しましたし、本当にありがとうという言葉が嬉しかったですね。
自分でできなかったことが
リハビリでできるように、
ご入居者を支えていきたい。
機能訓練指導員
運動療法や手工芸などの作業療法を用いて、リハビリ全般を行うのが私の仕事です。手芸をしたり、グループを作って歌を歌ったり体操をしたり、パズルやドリルを使った脳トレーニングを行うなど、ご入居者がやりやすいように環境を整えたり道具を揃えて、加齢や障害でできなくなったことを思い出してもらえるように手助けしています。
私は、何よりもご入居者の意向を大事にしています。同じ人でも、今日したいことと明日したいことが違う場合もあります。昨日したから今日も同じものをしようではなく、最初に必ずしたいことや、してほしいことを確認します。ご入居者の中には、リハビリに積極的でない人もいますが、この人はこうだと決めつけるのはよくないし、気が変わっているかもしれないので、どうですかという感じで皆さんに声をかけるようにしています。
以前はリハビリ室を休む日がありましたが、ご入居者から「休みがないように毎日開けてほしい」と言われ、リハビリが必要とされているんだなと思えて嬉しかったですね。リハビリを頑張ることで、できなかったことができるようになったご入居者の姿を目の当たりにすると本当に嬉しいし、やりがいを感じます。リハビリを受けてよかったなと思ってもらえるように、これからもご入居者を支えていきたいですね。