夜間にトイレが近いと悩んでいませんか?
健康を支える正しい水分補給のススメ
寒い冬は夜中にトイレに起きる回数が増えるからと、水分補給を控えすぎていませんか。
適切な水分補給をしないと、脱水症、ウイルス感染症、脳梗塞、心筋梗塞などのリスクが上がります。ただし、体の水分は、塩分などの電解質を含みます。水だけを飲めばよいというものではないのです。塩分と糖分も適度に取りましょう。
また、夜間の頻尿は高血圧、心疾患、腎機能障害などによって生じることもありますので、気になる方は医師の診察を受けることをお勧めします。これらの持病がある人では、病気や薬の作用によっても影響を受けますので、主治医の先生とよく相談しましょう。夜間にトイレに行くのが大変な方は、ポータブルトイレを利用するなどトイレに行きやすい環境づくりも工夫しましょう。
尿漏れ・尿失禁の原因には、排尿・蓄尿(尿を貯めておくこと)などの泌尿器の問題、尿意の感覚が分からないなどの認知的な問題、移動能力低下の問題などがあります。これらのうち、蓄尿や移動の問題は、ポータブルトイレの設置によって解決が得られやすいです。女性に多い腹圧性尿失禁などは骨盤底筋群のゆるみによるもので、運動による改善も望めると言われています。原因によって対処方法が異なるのを理解しておくことが大切です。
監修:学校法人福田学園 大阪保健医療大学 講師・理学療法士 牧之瀬一博
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