パナソニックのトレンド提案 5話

加齢によって肌の潤い成分が減少!?
保湿ケアは早めに、
長く続けることが大切です。

加齢によって肌の潤い成分が減少!?
保湿ケアは早めに、長く続けることが大切です。

加齢と共に肌の潤い成分が減少し、バリア機能が低下する乾燥肌(老人性乾皮症)になりがちです。特に気温が下がり空気が乾燥する秋から冬にかけて、乾燥により肌がカサカサになり、“かゆみ”が出やすくなります。乾燥肌は、外的な刺激で湿疹になることも。かゆみによる皮膚の損傷などで症状が悪化しないように、医師の診察を受けかゆみを抑える対策も行いましょう。

かゆみが毎日続くと、イライラしたり、眠れなくなったり、食欲や活動意欲が低くなるなどQOL(生活の質)の低下にもつながります。乾燥肌を予防・改善するために、早めに保湿ケアを始め、毎日続けるようにしましょう。乾燥を防ぐよう生活環境を整えるとともに、好きな感触や香りの保湿剤・入浴剤を選ぶなど、保湿ケアを楽しめる工夫も大切です。

高齢者の乾燥肌の機序の図

毎日の保湿ケアのポイント

  • 1入浴では石鹸の使い過ぎに注意し、ゴシゴシこすったりしない
  • 2石鹸(ボディソープ)は刺激の少ない弱酸性を選ぶ
  • 3ぬるめのお湯で長湯はしない
  • 4保湿性の高い入浴剤を入れる(硫黄入りの物は避ける)
  • 5入浴直後に保湿剤を塗り、肌の水分を保持する
  • 6エアコンの暖房は控えめに。洗濯物を室内に干すなど、湿度を保つ
  • 7肌着は木綿など肌に優しい素材を着用する
  • 8保湿剤の量にも気を付けましょう(たっぷりぬりましょう)

福祉用具専門相談員の豆知識

高齢者の「かゆみ」は乾皮症(老人性乾皮症)が原因となり、約95%の高齢者が乾皮症を発症しているそうです。一方で、周囲が気付かないことも多く、皮脂欠乏性湿疹などの皮膚疾患に発展することもあります。男性は60代、女性は40~50代で皮脂分泌量が激減、バリア機能の低下により角質の水分が減少し、乾燥肌になることを乾皮症と言います。

健康長寿ネット 老人性乾皮症
https://www.tyojyu.or.jp/net/byouki/hifushikkan/rojinseikampisho.html
ケアマネジメントオンライン
https://www.caremanagement.jp/feature/detail/169
一般社団法人 千葉市医師会/加齢による肌のかさつき「老人性乾皮症」
https://www.chiba-city-med.or.jp/column/087.html9
『高齢者関連施設における皮膚疾患実態調査結果』論文 東京女子医科大学/常深・川島著
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jocd/33/5/33_637/_pdf/-char/ja
『看護師・介護士が知っておきたい 高齢者の解剖生理学』 著:野溝 明子/出版社:秀和システム(2014年)
『新訂版 写真でわかる高齢者ケア アドバンス』 監修:古田 愛子/出版社:インターメディカ(2020年)

監修:公益社団法人 大阪介護支援専門員協会

気温が下がり、乾燥しがちなこの季節。湯船に浸かって、しっかりあたたまりましょう。

浴槽に入るとき身体を安定させてくれる手すりやバスボード、湯船にしっかり座ってゆっくりと浸かっていただける浴槽台(浴槽内いす)などをご紹介。

入浴グリップ[ユクリア]、移乗台、バスボード

浴槽の出入りの際に、つかまるところなどの支えがない場合に、安心して浴槽またぎができる入浴グリップや移乗台、バスボードをご提案します。

詳しい商品内容はこちらの動画から

入浴グリップは、浴槽のフチに取り付けるタイプの手すりです。
ユニットバスや在来工法の浴槽にも対応します。

ユニットバス専用と在来工法浴槽専用の図

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入浴グリップは、浴槽の端側にあるカーブにも対応。
グリップを端側に取り付けられるので、安心して横またぎができます。

業界最大クラスのカーブ対応力で'横またぎ'しやすい

立位姿勢が困難な方や介助が必要な方には、移乗台やバスボードの導入をご検討ください。

移乗台

移行台
移行台

移乗台に座って、浴槽側の足から
またいで、手で支えながら入ります。

バスボード

バスボード

介助が必要な場合はバスボードもおすすめ

移行台

浴槽台[ユクリア]、すべり止めマット[ユクリア]

浴槽内は浮力が働くので姿勢が崩れやすくなります。
座って安定する浴槽台やすべり止めマットを敷いて、姿勢を安定させましょう。

詳しい商品内容はこちらの動画から

お湯の中では体重が約1/10になり、その多くは水面よりも上に出ている頭部の重さが占めています。
そのため、浴槽内ですべってよろけたりすると、頭部の重さに引っぱられて倒れやすく、事故につながります。
浴槽台やすべり止めマットで、事故を予防しましょう。

浴槽内でおぼれない工夫

浴槽台に座る!

前傾姿勢がとりやすく姿勢が安定します

立ちくらみも予防できます

すべり止めマットを敷く!

すべることを防ぎ姿勢を安定させます

浴槽のすべり止めマット

浴槽台(軽くなったユクリアAirも)

ソフトAirレギュラー1220 Airレギュラー1220 ソフトレギュラー1220 軽量レギュラー1220

浴槽台による効果

・浴槽またぎの際の段差を小さくでき、安定した姿勢を保てて転倒を防止。
・浴槽内での立ち座りや姿勢保持の改善ができ、転倒を防止。
・半身浴により心臓負担を軽減。
・立ち座りや姿勢保持の改善により、介助者の負担も軽減。

設置も簡単

自重で沈むのでお湯を張った後でも
かんたんに設置できます。

浴室や浴槽内でもすべりにくい
ミニ吸盤を採用しました。

すべり止めマット

JIS基準で厨房靴の2倍以上のすべり止め効果 360度グリップ力が高く、折り目、巻き癖がつきにくい毘沙門亀甲柄の接地面

ご紹介した商品詳細はこちら