朝晩の気温差が大きくなる季節は、体調を崩しやすくなるので注意が必要です。
私たちの体温を調整する自律神経は交感神経と副交感神経からなり、寒い時は交感神経が働き体の表面に近い血管を収縮させて放熱を抑え、暑い時は副交感神経が働き血管を広げて熱を逃がします。そのため、朝晩の気温差や、一日に何度も気温差を感じると、体温調整に多くのエネルギーが必要となるため、疲労を感じやすくなります。
また、自律神経が乱れることで冷え性になったり、全身の倦怠感、不眠、イライラなどを感じることもあります。寒暖差による疲労の予防には、運動、食事、入浴などの生活習慣を見直すことが大切です。具体的には、ぬるめ(38℃~40℃)のお湯に10分~15分、肩までゆっくりつかることや、温かい食事を召し上がること。室温の管理やストレッチなどの軽い運動でも良いでしょう。日ごろの生活習慣を整え、寒暖差疲労を予防しましょう。
2018年に世界保健機関が発表した「WHO 住宅と健康ガイドライン」では、室温を適温(冬季18℃以上)に保つことが健康維持の重要なポイントと記されています。感染症対策による頻繁な換気で寒暖差疲労を招かないよう、室内を暖めてから窓を開ける、窓は小さく開けて空気清浄機を併用するなど、室温を下げずに換気を行うことが大切です。
監修:公益社団法人 大阪介護支援専門員協会
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