ケアマネジャーの資格取得には、医師や看護師、理学療法士、社会福祉士などの国家資格を持つ、または施設などでの相談援助業務の資格を持ち、5年以上の当該業務の経験が必要です。
そのため介護・医療の現場での経験が豊富な人材です。
そんな中、ご利用者さま・ご家族から寄せられる相談の多くは介護保険サービスの内容や制度で、次に多いのが福祉用具や住環境での困り事です。3年毎の介護保険制度の改訂や仕組みの複雑さから40%近くのケアマネジャーが「介護保険の説明が難しい」といいます。
また、ケアマネジャー自身も、お困り事としてとらえている方が多くいます。
このような状況だからこそ福祉用具専門相談員としては、福祉用具に関わる変更要素などのアンテナを張り、ケアマネジャーへの共有ができていることも重要です。
こちらの内容もチェックしておきたいですね。
参考資料:厚生労働省分野別の政策一覧「福祉用具」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000212398.html
その他、商品やサービスのご説明も追いついていないという結果が出ているので、福祉用具相談員としては、サポートが必要であると考えてよいでしょう。
次に、福祉用具専門相談員にフォーカスし、ケアマネジャーが求めることを聞いてみました。
お分かりの結果かもしれませんが、このように実態調査を行った結果、ケアマネジャーは福祉用具専門相談員に対して疾病や症状に合った商品やサービスなどの適切な提案力を求めています。
その他、予期せぬ変化に対応できるスピード感や迅速な対応、ご利用者さま・ご家族からの困り事などの情報を得るコミュニケーション力が求められています。
とても多くの要求かもしれませんが、ご利用者さま・ご家族に笑顔をもたらす提案や対応を、ケアマネジャーは望んでいるといえます。ぜひ、本サイトのコンテンツもご活用いただきながら、提案力アップにつなげていただけると幸いです。
(パナソニック エイジフリー「販売店・ケアマネジャーインサイト調査分析レポート」 2022年1月実施:定量調査より)
インサイト調査分析レポート
ケアマネジャーとの良好な関係づくりには、実情について知ることが大切です。
この度パナソニックが独自に実施したアンケート結果を基にケアマネジャーの実情をご紹介します!