ケアマネのホンネ

インサイト調査分析レポート

利用者からやご家族からのご相談について

インサイト調査分析レポート

ケアマネジャーとの良好な関係づくりには、実情について知ることが大切です。
この度パナソニックが独自に実施したアンケート結果を基にケアマネジャーの実情をご紹介します!

ケアマネジャーの資格取得には、医師や看護師、理学療法士、社会福祉士などの国家資格を持つ、または施設などでの相談援助業務の資格を持ち、5年以上の当該業務の経験が必要です。
そのため介護・医療の現場での経験が豊富な人材です。
そんな中、ご利用者さま・ご家族から寄せられる相談の多くは介護保険サービスの内容や制度で、次に多いのが福祉用具や住環境での困り事です。3年毎の介護保険制度の改訂や仕組みの複雑さから40%近くのケアマネジャーが「介護保険の説明が難しい」といいます。
また、ケアマネジャー自身も、お困り事としてとらえている方が多くいます。

利用者さまやご家族からのご相談について
業務の中でのお困り事や課題などを教えてください

このような状況だからこそ福祉用具専門相談員としては、福祉用具に関わる変更要素などのアンテナを張り、ケアマネジャーへの共有ができていることも重要です。
こちらの内容もチェックしておきたいですね。

参考資料:厚生労働省分野別の政策一覧「福祉用具」

その他、商品やサービスのご説明も追いついていないという結果が出ているので、福祉用具相談員としては、サポートが必要であると考えてよいでしょう。

次に、福祉用具専門相談員にフォーカスし、ケアマネジャーが求めることを聞いてみました。

福祉用具相談員にどのような提案を求めることが多いですか
福祉用具専門相談員や福祉用具貸与事業所を選ぶポイントはなんですか

お分かりの結果かもしれませんが、このように実態調査を行った結果、ケアマネジャーは福祉用具専門相談員に対して疾病や症状に合った商品やサービスなどの適切な提案力を求めています。
その他、予期せぬ変化に対応できるスピード感や迅速な対応、ご利用者さま・ご家族からの困り事などの情報を得るコミュニケーション力が求められています。

とても多くの要求かもしれませんが、ご利用者さま・ご家族に笑顔をもたらす提案や対応を、ケアマネジャーは望んでいるといえます。ぜひ、本サイトのコンテンツもご活用いただきながら、提案力アップにつなげていただけると幸いです。

(パナソニック エイジフリー「販売店・ケアマネジャーインサイト調査分析レポート」 2022年1月実施:定量調査より)