ピックアップレポート

パナソニックの最新介護用品の魅力
離床アシストロボット リショーネPlus

取材日2017年2月

ベッドが縦半分に分離して車椅子となる、離床アシストロボット「リショーネPlus」。介護度の高い方が「寝床」から離れる「離床(りしょう)」をしやすくするため、寝たきりになりがちな方の「生活の質」の向上がはかれます。また、ベッドから車椅子に移る際のケガや、介助する方の腰痛などのリスクの軽減も目指しています。
「開発担当者」と介護の専門家である「ケアマネジャー」、そして「福祉用具専門相談員」が、この商品に寄せる期待と可能性を語りました。

商品特長
  • 1.ベッドから分離して車いすに。離床する機会を増やします
  • 2.体圧分散性に配慮した3層構造のマットレス
  • 3.ベッドの手元スイッチは音声ガイドとカラー液晶表示で、わかりやすく使いやすい設計

介護ベッドから車椅子への乗り移りの際の介助者の負担を減らしたかった。

開発担当

一般的な介護用ベッドは、「背上げ」「足上げ」「高さ調節」の3つの機能が備わっています。これはご利用者の動作をサポートするだけでなく、介助する方の負担も軽減するという側面もあるのです。
しかし、介護度が高く自分で動けない方をベッドから車椅子に移乗介助する場合は、「持ち上げる」動作が発生します。リフトを使う方法もありますが、広い設置スペースが必要で、移乗にも時間がかかってしまいます。そのため、数人で利用者を「持ち上げて」移乗介助することが多く、このような動作が介助する方の大きな負担で腰痛などを引き起す原因にもなっていました。

「リショーネPlus」は
ご利用者にもご家族にも、やさしい介護ベッドとなることを目指しました。

リショーネPlusはベッドが縦2つに分かれ、1つが車椅子になります。そのため、利用者を「持ち上げる」ことなく、車椅子側に移乗さしあげることができるので、介助者の負担が大きく軽減されました。さらに、移乗介助する際に、ご利用者の体への負担が少ないため、持ち上げ時に起こる内出血等が大幅に低減できるほか、手や足をぶつけたり、隙間に挟んだりといったケガをさせてしまうことがないので、介助者の心理的負担も減らすことができます。
また、リフトを置く必要がないので省スペースで導入しやすく、手元スイッチは見やすいカラー液晶表示のほか音声ガイド機能付きなので、初めての方でも操作しやすいよう配慮しています。

ベッドが分離して車椅子に。移乗する際、ご利用者・介助者の動作負担が軽減できます。

音声ガイドもあり、初めての方でも操作しやすいよう配慮しています。

介護度の高い方こそ、離床することが大切です。

主任ケアマネジャー・看護師

離床(りしょう)とは、寝床から離れることです。介護度が高い方は寝たきり(寝かせきり)になりがちですが、そうなると刺激が少なくなり、身体や心によい影響を与えません。介助者に遠慮してベッドから起き上がったり、移動することをあきらめてしまわれる方もおられます。しかし、ベッドから離れてアクティビティーの場に参加し、一緒に歌ったり、テレビを見たり、会話をすることでも気持ちが上向きになることもあります。
リショーネPlusは、「離床のハードルを下げて、参加機会を増やす」ことがコンセプトになっているので、大きな期待を持っています。

リビングのソファのような感覚で使える座りごこちのよい車椅子です。

車椅子は本来、移動手段であって「椅子」ではありませんが、自分で体を動かしづらい方にとっては、座りごこちも大切です。リショーネPlusは体圧分散性に配慮したマットレスと、圧迫やズレを軽減するリクライニング機構で快適な座りごこちです。リビングでソファのような感覚で使うことができますね。

アームレストも大きく、体をしっかり支えます。

介護度の高い方はベッドを離れ、参加機会が増えることで、生活に刺激や拡がりが得られます。

介護施設での利用も、ご家族の大きな安心になると思います。

福祉用具専門相談員

リショーネPlusは介護施設での利用が中心です。施設にご家族が訪問された際、ベッドで寝たままで面会するより、起き上がった状態で会話をしたり、一緒にお茶を飲んだりして、より楽しい時間を過ごしていただくことができると思います。
また、介護施設でこのような最新の機器が使われていることは、ご家族にとっての大きな安心につながるのではないでしょうか。
在宅の場合は、バリアフリー改修で「段差がない」などの条件をクリアすれば、リショーネPlusをご利用できます。

寝心地は1枚もののマットレスと同レベルになっています。

施設での面会時も、離床してご家族と過ごすことができます。

リショーネPlusは、中央につなぎ目がある構造です。寝たきりの方は、シーツのちょっとしたシワでも床ずれの原因になるので床ずれ対策が気になりましたが、十分配慮がなされています。
3層構造で体圧分散性に配慮したマットレスが使われており、1枚もののマットレスと同レベルの寝ごこちになっています。

移乗の利便性だけにとどまらず、ベッドの基本機能である寝ごこちのよさを追求。

今回レポートした介護用品

離床アシストロボット
リショーネPlus

XPN-S10601

希望小売価格:900,000円

(税抜・配送・組み立て費用別)

お電話でのお問合せ 0120-365-887

今回ご説明した人

開発担当 主任ケアマネジャー・看護師 福祉用具専門相談員

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