収納と時短家事の専門家

小西さんの顔写真

くらしスペシャリスト#019収納と時短家事の専門家小西 紗代さん

Vol.2 スッキリしてると気持ちいい!
出しても元に戻したくなる収納の仕組み

「片づけても片づけても、すぐ散らかってしまう!」というお家は、収納場所や収納方法に問題があるのかもしれません。「家族の誰もがわかりやすい収納の仕組みを作ってしまえば、自然にもとのキレイな状態になりますよ」と小西さん。さっそくその仕組みづくりをマスターしましょう。

出したら戻す、が習慣化すればキレイが続く

「家が整っているといいことづくし」と話す小西さん。そのひとつに挙げられるのが、家族が協力的になることだと言います。「モノが出ていない状態がしばらく続けば、それがいつもの光景になるので、家族もモノが出しっぱなしの状態に違和感を覚えるようになります。そこに、簡単に片づけられる仕組みがあれば、家族も自ら片づけてくれるようになるはずです」。そこで大切なのは、簡単にしまえる収納場所を決めること。場所選びで重視したいポイントは2つあり、使う場所の近くに収納することと、少ない動作で出し入れできることです。扉を開けて、前に置いてあるものをどかして、引き出しを開けて……と取り出すまでが面倒だと、うんざりしてしまいますね。

簡単にすっきり住まいが実現する! 小西さんのマイルール

●色は少なく3色くらいでまとめる

白とシルバーを基調としたテイストでまとめられているキッチンの写真

色の数が多いとゴチャゴチャした印象になるので、2,3色に抑えるのが鉄則。小西邸のキッチンは、白とシルバーを基調とした清潔感溢れるテイストでまとめられています。

●飾るためのコーナーをつくる

突っ張り棒に壁紙を貼ったコの字型の手作りカバーをはめた飾り棚の写真

好きなインテリアも、あちこちに飾ると雑然と見えたり、掃除が大変になることもあります。そこで飾るときは、場所を決めて集めるのがポイント。この棚板、なんと突っ張り棒に壁紙を貼ったコの字型の手作りカバーをはめただけ!

●ストックは少しだけ

消耗品の写真

消耗品は次に使うぶんだけあれば充分!まだまだ入りそうですが、スペースにゆとりがあると取り出しやすいので空けておきましょう。消耗品はマイ定番を決めておくことで、ネットでも安心してオーダーできるメリットが。ちなみに汚れが多いお家は、ストック品が多く大きなサイズの物を好む傾向があるそうですよ。

●隠せるものは上手に隠す

吊り戸棚の扉の内側のフックに引っかけた鍋つかみの写真

キッチン雑貨はお客様から目につきにくい場所に。鍋つかみも、吊り戸棚の扉の内側のフックに引っかけることで、隠しつつ「扉を開けるだけ」という取り出しやすさを叶えています。

小西さんの写真

家族みんなの集中収納で、片づけがぐんとラクに

さまざまな収納アイデアの中でも、特に小西さんがおすすめするのが「集中収納」です。これは、家族がよく使うものを一か所でまとめて収納するのもので、メリットもたくさん。「集中収納を行うと、家族から『あれ、どこにある?』と聞かれることが減りますし、そこを探せばたいてい見つかるという安心感もあります。使った後も、片づけが一か所で済むので便利ですね」。ここでは、小西さんが実践している収納の一例として、キッチンカウンター裏の収納を活用した「集中収納」をご紹介いただきました。小西さんの収納教室に参加した多くの生徒さんが、「今すぐマネしたい!」と目から鱗のテクニックが満載です。

小西さん家の集中収納を拝見!

整理された冷蔵庫の写真

キッチン背面にある収納が、小西さん家の集中収納。2段に分かれた棚の上段には、市販の引き出しキャビネットを2つ入れ、中に入っているものをテプラで表示しています。使うときは、引き出しごと持っていけば、片づけも簡単。下段は本と収納ケースが置いてあり、ケースの中には物を送るための紙袋と送り状が入っています。

■左1段目

(左から)ポケットティッシュ、ウェットティッシュ、体温計・耳かき・爪切りなど身の回り品。

■右1段目

(左から)ステープラー類、ボンド、あまり使わない鍵。

■左2段目

(左から)ボトル入り軟膏薬、チューブ入り軟膏薬、絆創膏。絆創膏は中身を出しておくと残数がわかりやすく、追加購入の目安にも。

■右2段目

(左から)充電池、乾電池、裁縫セット。裁縫セットはボタンが取れたり裾がほつれたときなどに使う基本の道具だけ。ミシンやその他の裁縫道具は別の場所に保管してあります。

■左3段目

湿布薬と、それを切るハサミ。セットにしておくことで、引き出しごと取り出して移動させる際にも便利です。

■右3段目

祝儀袋、ポチ袋などのミニ封筒、筆ペン。筆ペンは、慶事用のほか、薄墨タイプも用意。

■左4段目

ガーゼとガーゼを留めるテープ、はさみ。

■右4段目

日常的に使うミニドライバーセットやペンチなどの工具類。主に鍋ふたの取っ手が緩んだときなどに使用するもので、本格的なDIY用は別の場所に保管しているそう。

■左5段目

常備薬一色。錠剤は箱から取り出しておくと残数がわかりやすいですが、その場合は取扱説明書も一緒にセットして。

■右5段目

セロハンテープや両面テープなどのテープ類と、切るためのハサミ、のり。

小西さんの写真

収納と時短家事の専門家
整理収納アドバイザー小西 紗代さん

兵庫県神戸市在住。幼稚園教諭を経て、整理収納アドバイザー1級、風水鑑定士に。2011年8月より整理収納サロン『神戸のちいさな収納教室』を主宰(現在はお休み中)。自宅の整理収納テクニックは、雑誌やテレビ、ラジオでもたびたび紹介されている。著書に『さよさんの片づけが大好きになる収納教室』(宝島社)、『さよさんの「時短家事」スタイル』(三笠書房)など。

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