整理収納アドバイザー

小西さんの顔写真

くらしスペシャリスト#008整理収納アドバイザー小西 紗代さん

Vol.2 子ども部屋収納はお母さんが仕組みづくりを

普段からお子さまにポジティブな言葉をかけ、片づける習慣を育ててきた小西さん。出張で1週間ほど留守をしても、子ども部屋はきれいな状態に保たれているそう。その秘密は、収納しやすい環境にあるようです。

「片づけなさい」はNG。ポジティブな言葉がけを。

子どもたちはお片づけを、「出したものを元に戻す=場所の移動」と捉えているとか。そのため二足歩行ができるようになれば、1歳児でも片づけることができるようです。「子どもの片づけ力を養うのは大人の促し方次第。小さい頃から出かける前、食事の前、寝る前など、次の行動に移る前には片づけることを習慣付けましょう。叱るのではなく「きれいにしてね」「戻してね」「整頓してね」などポジティブな言葉がけをして、やる気を引き出すことも大切です」。さらに「子どもが片づけやすい環境づくりは大人の役割」だと小西さんは話します。「子どもが簡単に片づけられるよう、お母さんが引き出しの中にボックスなどをあらかじめセットしてあげるのがポイント」だそう。収納環境を整えたら、あとは子どもたちにバトンタッチ。「娘たちは工夫を凝らし、簡単に取り出せるように収納していますよ」。

ボックスを二段に重ねた引出しの写真

「使いづらい深い引き出しには、ボックスを2段に重ねてセット。娘には使用頻度で上下に分けて収納するように提案しました」。

ボックスに収まったゴムの写真

「ゴムを色ごとにグルーピングするアイディアも私が提案しました」。

整理された引き出しの写真

何をどこに入れるかは娘さんの判断で使いやすく収納。

お片づけを通して決断力や選択力を養う子育てを。

春・夏・冬休みなど長期休暇の前は、子ども部屋を見直す絶好のチャンス。「使用するもの、好きなもの、大切なものを選ぶよう、子どもに促しましょう。幼稚園に行くまでの小さな子どもにも、このタイミングで声かけをすると、この時期が来たら整理をするという感覚が身に付きます」と小西さん。この作業はお部屋がきれいになることに加えて、物を選ぶ決断力や選択力を養うためにも効果があるそう。また、長期休みが始まるこのタイミングで、クレパスや色鉛筆、絵の具などの切れた色は補充を。「絵具は休みの終わり頃にはみなが一斉に購入するため、よく使われている白色などは売り切れていることがよくあります」。いつ新学期が始まってもよいように準備を整えておくと、時間や気持ちに余裕が生まれます。(全6回シリーズ第2回 本文終わり、2015年2月1日取材)

話をする小西さんの写真

教科書やファイルを収納するキャビネット。「長期休暇の前には要不要を見極め、学年末には教科書も処分します」。

小西さんの写真

毎日を幸せにする「片づけ・収納」のスペシャリスト
整理収納アドバイザー 小西 紗代さん

兵庫県神戸市在住。幼稚園教諭を経て、2011年、整理収納アドバイザー1級、風水鑑定士の資格を取得。2011年8月より整理収納サロン『神戸のちいさな収納教室』を主宰し、予約が取りづらい人気教室に。自宅の整理収納が雑誌『ESSE』『saita』、テレビなどで紹介され話題に。著書に『さよさんの片づけが大好きになる収納教室』(宝島社)など。
ブログ「ちいさいおうち」 http://sayo34sayo.blog86.fc2.com/

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