住宅リフォームのヒント集

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2023/3/10

「こどもエコすまい支援事業」を活用、省エネで家事がラクになる住まいに

国の「こどもエコすまい支援事業」は、エコ住宅の取得や省エネリフォームに対して補助金が出る制度です。省エネ性の向上だけでなく、家事負担を軽くする設備の導入にも補助金が出るので、上手に活用したい制度です。

  • ※2023年3月現在の内容です。

こどもエコすまい支援事業とは

国の「こどもエコすまい支援事業」は、高い省エネ性能をもつ住宅を新築、または既存住宅を省エネ性の高い住まいにリフォームをする方に対して、国から補助金が交付される事業です。
子育て世帯※1や若者夫婦世帯※2の住宅取得の負担軽減と、省エネ性能が高い住宅の増加を目的にしています。対象となるリフォーム工事の場合は、子育て世帯や若者夫婦世帯に限らず、制度を利用できます。

今回は、リフォームの場合についてご紹介します。

  • ※1 子育て世帯とは、申請時点において、2004年4月2日以降*に出生した子を有する世帯です。
    • *2023年3月31日までに工事着手するものについては、2003年4月2日以降
  • ※2 若者夫婦世帯とは、申請時点において夫婦であり、いずれかが1982年4月2日以降*に生まれた世帯です。
    • *2023年3月31日までに工事着手するものについては、1981年4月2日以降

事業対象になる方と期間

事業の対象となるのは「こどもエコすまい支援事業」に登録をしている施工業者と工事請負契約等を締結し、リフォームをする方です。また、リフォームをする住宅の所有者であることが条件になります。

補助金の申請期限は、2023年3月下旬~2023年12月31日です。ただし、予算額に達した時点で交付申請が締め切られます。予約もできますが、締め切りは予算執行状況に応じて公式サイトで公表されるので、リフォーム依頼前に確認することをおすすめします。

補助額と上限額の引き上げについて

補助額の上限は、リフォームの場合1戸30万円ですが、子育て世帯・若者夫婦世帯の場合や、既存住宅を購入してリフォームする場合には、補助金の上限額が引き上げられます。

子育て世帯、または若者夫婦世帯の場合は、上限が45万円になります。これらの世帯が既存住宅を購入してリフォームを行う場合には、補助額が60万円に引き上げられます。

子育て世帯・若者夫婦世帯に該当しない場合でも、購入する住宅が「安心R住宅」の場合には、補助額が45万円に引き上げられます。

  • ※「安心R住宅」は、特定既存住宅情報提供事業者団体登録制度(安心R住宅制度)を利用し、安心R住宅調査報告書が発行された住宅のことです。

対象となるリフォーム工事

省エネ性が高い住まいを増やすことが目的の事業なので、「開口部の断熱改修」、「外壁、屋根・天井または床の断熱改修」、「エコ住宅設備の設置」のいずれかが必須工事として対象になります。

上記のいずれかの工事に合わせて「子育て対応改修」「バリアフリー改修」「防災性向上改修」「空気清浄機能・換気機能付きエアコンの設置」などを行う場合には、これらの工事も補助の対象になります。

補助金の対象となる住宅設備

補助金の対象になるリフォームでは、暮らしをエコにする住宅設備や家事をラクにしたり、安全を守る設備も対象となります。

●エコ住宅設備の設置

太陽熱利用システムや、節水型トイレ、高断熱浴槽、エコキュートなどの高効率給湯器の設置が対象になります。

●子育て対応改修

「家事負担の軽減に資する設備を設置する工事」、「防犯性の向上に資する開口部の改修工事」などが対象です。

機器交換を伴う対面キッチンへのリフォームや、ビルトイン食器洗い乾燥機、掃除しやすいレンジフード、ビルトイン自動調理対応コンロなど、子育ての手助けになる設備を取り入れる工事、浴室乾燥機や宅配ボックスの設置も対象になります。

●バリアフリー改修

トイレやバスルームに手すりを設置したり、段差の解消を行う場合、廊下幅の拡張を行う場合などが対象です。

●防災性向上改修

防災性を向上させるガラス交換など、開口部の改修工事が対象です。

その他、空気清浄機能・換気機能付きエアコンの設置も台数に応じて補助の対象になります。

「こどもエコすまい支援事業」の対象となる住宅設備は、同事業の事務局に登録された型番の製品が対象となります。
機器の選択やリフォームの内容については、「こどもエコすまい支援事業」の公式サイトや、登録をしている施工業者と相談して進めてください。

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