住宅リフォームのヒント集

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2017/6/28

「リノベーション」は、金利が引き下げになるおトクなローンを使おう

低金利で利用できる長期固定型の「フラット35」が、新築だけでなく中古住宅を買ったリフォームでも利用できることをご存じですか?リフォーム内容によっては大幅な金利の引き下げも。金利が下がるリフォーム内容を知って、おトクに利用しましょう。

中古+リフォームの一本化ローンが使えるように

中古住宅を購入してリフォームする場合、以前なら中古住宅購入は住宅ローンで、リフォームは金利が高くなるリフォームローンでという使い分けが一般的でした。現在では、中古住宅購入時にリフォーム費用も合わせて一本の住宅ローンを利用できるようになり、低金利の恩恵をリフォームでも受けられるようになりました。さらに金利面でより優遇されるローンも登場しています。

公的な「フラット35」も中古購入時にリフォーム費用が借りられる

「フラット35」は住宅金融支援機構が民間の銀行と提携している35年の長期固定金利の住宅ローンで、新築で多く使われていて、リフォームでは使えません。ただし、中古住宅を購入してリフォームする場合なら購入費用と合わせてリフォーム費用を借りられます。それが「フラット35リフォーム一体型」と「フラット35リノベ」。それぞれの違いを次にみてみましょう。

リフォームで性能アップすると金利が引き下げに

「フラット35リフォーム一体型」は、中古住宅購入とあわせて行うリフォーム費用もフラット35で借り入れができるもので、リフォーム内容は限定されていません。一方、「フラット35リノベ」は、中古住宅購入とあわせて行うリフォーム費用も借り入れができる点は同じですが、省エネルギー性と耐震性などの性能を一定以上向上させるリフォームでなければなりません。それを条件に金利が引き下げになります。

「フラット35リノベ」の性能アップは4種類から選択

「フラット35リノベ」は、10年間金利が引き下げになる金利Aプランと5年間引き下げになる金利Bプランがあります。いずれも引き下げ幅はフラット35の借入金利から年間マイナス0.6%です。 対象となる性能向上のリフォームの種類は、シャワーなど節湯型器具の設置、浴槽の断熱化などによる「省エネルギー性」の向上、段差の解消や、トイレやバスルームに立ち座りのための手すりが設けられているなどの「バリアフリー性」の向上のほか、「耐震性」「耐久性・可変性」の4つ。いずれか1つ以上の基準を満たす必要があります。金利Aプランの基準のほうが厳しくなっています。

フラット35「子育て支援型」「地域活性化型」もあわせて使える

子育て世代やUターンを考えている人にとってはこの制度も魅力でしょう。住宅金支援機構が特定の地方公共団体と連携して行っているもので、制度に該当する住宅を購入する際は、フラット35の借入金利から年間マイナス0.25%引き下げになります。「フラット35S」と併用でき、金利Aプランだと当初5年間金利が0.55%引き下げに。「フラット35リノベ」と併用すると、金利引き下げ期間が延長になるなどのメリットがあります。詳しくは、住宅金融支援機構のホームページでご確認ください。

  • ※記事の内容は、平成29年6月現在のものです。

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