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2016/11/29

エコで地震に強い家に補助金が出る制度がスタート

「住宅ストック循環支援事業補助金」をご存知ですか?2016年度の第2次補正予算が成立し、耐震性の向上と、エコリフォームなどをした住宅に補助金が出る制度が始まりました。リフォームをお考えの方はぜひ利用したい制度です。

耐震性を確保しつつ行うエコリフォームに補助金

最近は、住まいの耐震性や省エネ性が気になるという方も多いのでは?11月にスタートした「住宅ストック循環支援事業補助金」制度では、耐震性を確保したエコリフォームに補助金が出ることになりました。補助金額は工事や部位ごとに細かく設定されていて、上限は、1戸に対して30万円、耐震改修を行う場合はプラス15万円で、合計45万円になります。補助金の交付申請は、2017年の6月30日まで、工事の完了報告は遅くても2017年の12月31日までにする必要があります。

断熱工事やエコ設備の導入などが補助金の対象

補助対象となる工事は、1.開口部の断熱、2.外壁、屋根・天井または床の断熱、3.設備エコ改修(エコ住宅設備のうち3種類以上を設置)のうちいずれか1つ。1の開口部の断熱は、窓のガラスを複層ガラスなどに交換する、内窓を設置または外窓交換(古いサッシを枠ごと断熱窓に取り替え)、ドア交換工事のいずれかで、一定の基準を満たす必要があります。2の外壁などの断熱は、一定量の断熱材を各部位に施工する工事です。3の設備のエコ改修の項目については、次に紹介します。

対象となるエコ設備

設備エコ改修の対象となる設備は、1.高断熱浴槽、2.節湯水栓、3.節水型トイレ、4.高効率給湯機、5.太陽熱利用システムの5種類で、このうち3種類以上の設置が条件です。

● 高断熱浴槽

断熱材で浴槽を包み、高い保温効果を発揮する浴槽への交換。追い焚き回数が減らせて、光熱費を削減できる。システムバスルーム「リフォムス」などの標準仕様。補助額24,000円。

● 節湯水栓

キッチンや洗面、浴室シャワーの水栓を取り替える工事が対象。湯量を抑えながら浴び心地をキープした「新W節水シャワー」などがあります。補助額3,000円。

● 節水型トイレ

しっかり流して節水できる便器への交換。「新型アラウーノ」などが対象。補助額24,000円。

● 高効率給湯機

空気の熱を利用して効率よくお湯を沸かす自然冷媒(CO2)ヒートポンプ給湯機「エコキュート」などの設置工事。補助額24,000円。

● 太陽熱利用システム

太陽の熱でお湯をつくり、給湯するシステムの設置工事。補助額24,000円。

あわせて対象となるリフォーム

エコリフォームとあわせて実施する以下の工事も補助対象となります。

● バリアフリー改修

高齢者などが暮らしやすい家に変えるリフォームのこと。対象となる工事は次の3つ。1.トイレや浴室、居室や廊下などに手すりを設置して安全に移動できるようにする。2.転倒防止のために床の段差を解消または段差を小さくする。3.介助用の車椅子でスムーズに移動するために通路または出入り口の幅を拡張する。

● エコ住宅設備の設置

上に挙げた設備エコ改修の対象品目のうち、2種類以下の設備を設置する工事。

● 木造住宅の劣化対策工事

住まいの劣化防止に役立つ工事。具体的には、1.小屋裏換気口設置、2.小屋裏点検口設置、3.浴室のユニットバス設置、4.脱衣室の耐水性仕上げ、5.外壁の軸組および土台の防腐防蟻措置、6.土間コンクリート打設、7.床下点検口設置。

● 耐震改修

耐震基準を満たす耐震改修工事。

● リフォーム瑕疵保険への加入

対象工事に併せて、一定の保険法人が取り扱うリフォーム瑕疵保険へ加入すること。

事業者登録している会社で工事を行う必要がある

補助金をもらうためには、この制度の事務局(住宅ストック支援事業事務局)に登録している会社でリフォームしないといけないので注意が必要です。事前に確認をしましょう。また、補助金の申請手続きはリフォーム会社が行ってくれますが、リフォームをする人は補助金を工事代金に充当するのか、リフォーム会社がいったん受けとった後に現金でもらうのかなど、選択肢があります。契約時にきちんと取り決めておきましょう。

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