2016/3/14
ラクラク腰かけの洋室、ゆっくりゴロゴロの和室。くつろぎのリビングにリフォーム

食事のあとは、好きなテレビを見たり、新聞を読んだりしてゆっくりくつろぎたいもの。でも、どんなくつろぎスタイルがいいのでしょう。リフォームするときに迷うのは、リビングを椅子座にするか、床座にするか、まさにThe(座)・問題です。
体の負担が少なく、くつろげる洋室

台所と居間という間取りから、リビングダイニングの洋間にリフォームする家が増えています。台所で食事の仕度をし、和室で食事をするのは、配膳や食器を下げるたびに、何度もしゃがみこむ姿勢になり、膝や腰に負担になるからです。リビングダイニングにすることで、家事動線もムダがない、膝や腰への負担も少ない腰かけ生活に変更できます。
好きなときにゴロゴロできる、ほっこりできる和室も人気

とはいえ和室には、特別な魅力があります。ちょっと洗濯物を畳みたい、アイロンをかけたいというときも、孫と一緒にお昼寝するときも、和室ならオールマイティ。子どもたち一家や友人がきたときなど、大勢が集まったときも、椅子席と違って、和室は自由に座れるので、人数を選ばず対応できます。
リビングの一角に畳コーナーを設けて両方のメリットを生かす

リビングやダイニングの一角に畳コーナーを設ければ、洋室と和室の両方のメリットを生かせます。「畳が丘」は小上がりになっているので、ダイニングやリビングの椅子席の人と同じ目線の高さになり、会話もはずみそう。床面が高いので立つときの負担も少なくて済みます。さらに畳の下が収納できるタイプなら、たっぷり収納スペースが確保できて、お部屋がすっきり。
和モダンな空間を演出できる掘座卓

和室でも堀座卓なら、座ってからもラクラク。畳の色や座卓の色柄を選んで、和モダンにコーディネイトするのもいいですね。6面ヒータータイプなら、冬でもこたつふとんなしで足元があったか。
リビングの一部に和室を作って、引戸を閉めれば客間にも使える

リビングの一角に畳部屋を設ければ、家族で自由に使えるだけでなく、来客時はゲストルームにもなります。L字コーナー用の引戸もあり、さまざまなレイアウトが可能です。必要なときは閉めてプライベートを確保、普段は開けて広々使うなど、シーンに合わせた使い方ができます。