屋根の上の太陽電池パネルは遠目にもそれとわかる威容です。この地域にはまだ珍しい設備のため、ご近所でも注目の的。S様が「冬でも曇り空でも発電する」と説明されると、誰もが驚かれるそうです。
S様邸の屋根は無落雪センターダクトタイプ。北海道向けに開発されたエコエネPVレールを取り付け、その上に北海道専用認定架台を施工。防水性能の高い施工方法で、太陽光発電システムを搭載できます。
発電した電気は直流のため、パワーコンディショナで交流に変換します。S様邸のパワーコンディショナは廊下の壁面に設置。停電時は右側面のコンセントから発電中の電気を使うことができます。
リビングのエネルギーモニタには発電量や電力消費量などが刻々と表示され、わが家の電気の流れをひと目で把握できます。「発電量が多いと売電がたくさんできるので、思わず笑顔になりますね」とS様。
以前の給湯は灯油ボイラーでしたが、リフォームでエコキュートに。灯油や天然ガスの給湯器に比べて、子どもたちが操作するときも安心感があるとおっしゃいます。リモコンに水の使用量が表示されるので、節水意識が高まるそう。リフォーム前より水道代も少なくなりました。