10代後半から30代前半までカナダと香港で暮らし、帰国後は通訳・翻訳の 仕事に携わる。2006年にオンラインショップ「サラグレース」を立ち上げ、現在実店舗として東京・南青山ほか2店を展開。
10代後半から30代前半までカナダと香港で暮らし、帰国後は通訳・翻訳の 仕事に携わる。2006年にオンラインショップ「サラグレース」を立ち上げ、現在実店舗として東京・南青山ほか2店を展開。
ご自宅をリフォームして、エレガントなホワイトの世界に。「白は透明感があって大好き。お部屋が明るくなります」。
カナダに留学していたとき、どんなお宅を訪ねてもインテリアにこだわり、生活を楽しんでいることに感銘を受けた黒川さん。通訳・翻訳の仕事を経て選んだのは、大好きなインテリアのセレクトショップでした。そしてパリへ買い付けに行ったときに出会ったのが、白とグレーを基調としたフレンチスタイル。それは、今まで見たこともない上品でシックな色づかいで、やわらかな空気感に包まれていました。大きな衝撃を受けた黒川さんは、このフレンチスタイルを主軸としたショップをオープン。またたく間に多くの方々の支持を得ました。
フレンチスタイルの醍醐味である、クラシックな装飾を施したシャンデリアと鏡で、エレガントな雰囲気に。
花をモチーフにした石こうの装飾。シンプルな空間でも、デコラティブな飾りが1つあれば空間のアクセントに。
ナポレオンチェアにはクッションを。花柄とピンクの差し色が、上品さの中にチャーミングな愛くるしさを演出。
黒川さんが使う色は、白とグレーの2色がベース。単調にならないかと思われがちですが、白にもベージュ系、グレー系、グレーにもブルー系、グリーン系、ブラウン系など、ニュアンスのある色がたくさんあります。グラデーションを組み合わせることで、想像以上にさまざまな世界観が表現できるのです。コーディネイトのコツは、色と質感をそろえることだそう。「ブルーがかった白の家具には、同系の白のお皿やブルー系グレーのテーブルナプキンを。ツルっとした素材やざらざらした質感はそれぞれでまとめて。微妙な色や素材のトーンに気を配ることが、白やグレーといったあいまいな色を引き立てるコツです」。
ガラスや陶器などのツルツルした質感のものを集めてディスプレイ。素材感を合わせると上手にまとまります。
木目のテーブルに白いレースのクロスをかけると、天面がベージュ調に。ベージュ系の白い食器を合わせて。
アンティークの食器棚に光沢のある壁紙、ぽってりした白い食器を合わせ、白の厚みを増したデコレーション。
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