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中古物件探しから伴走し、希望が叶う家づくりを

2021.03.03

中古物件探しから伴走し、希望が叶う家づくりを

アルフレッシュ

三重県津市を拠点に、中古住宅のリフォーム・リノベーションを手がけるアルフレッシュ。土地・物件探しから、設計、施工、数年後のメンテナンスまで、住宅にまつわるあらゆることをワンストップでサポートする。

「お客さまの希望の住まいをかたちにしていける過程は、ワクワクが止まりません」

しなやかな笑顔でそう語るのは、今回ピックアップした築30年の2階建て一軒家のリノベーションを担当したデザイナー・楠井利恵さん。どんな想いとやり方で、住まう人の希望を叶えていったのかーー。

予算内で希望を叶えられるよう、
物件探しから寄り添う

ーまず、アルフレッシュさんはどんな家づくりをされているのでしょうか?

楠井: 弊社はリノベーションだけでなく、中古の物件探しからお手伝いさせていただくケースが多いんです。

お客さまの立場からすると、リノベーション前提での物件探しってわからないことばかりじゃないですか? 物件にどれくらい予算がかけられるのか、やりたいことが実現できるのか、長持ちするのか……。

そのあたりも私たちが一緒に見て、物件を購入される前にある程度プランを組み立てて、予算の調整をしていきます。その上で、お客さまに物件を購入するかしないかを決めてもらう。そのほうが、お客さまの希望を多く叶えることができるんですね。

ーたしかに、リノベーション前提でどれくらいの価格で物件を探したらいいか、よくわからないです。予算内でどれだけの希望が叶うのかは気になりますね……!

楠井: そうですよね。弊社は、最終的な予算を見つめて、営業とデザイナー、家づくりに関わる全員が物件探しに付き添います。

ローンを含めたお金にまつわることは営業が担当し、デザイナーの私は柱や水廻り、広さ感覚……この現状をどこまで変えられるかを見ています。その時点で、お客さまから質問があれば随時答えますし、ある程度間取りも含めたプランを組み立てちゃうんです。

リノベーション前に、築浅の物件を見ると古い物件よりよく見えるんですが、その分物件価格が高くなってリノベーションにかけられる予算が減ってしまう。古くても柱や基礎がしっかりしていれば新しくできるので、予算のバランスを考えた上で、物件を見て、提案をさせてもらっています。

ー物件探しから寄り添ってくれるのは、とても頼もしいですね。

楠井: 私自身もデザイナーですが、建築だけでなく宅建の資格も持っているので、リノベーションのプランだけでなく住宅取引もできますし、弊社みたいに不動産仲介から施工までワンストップでやっていらっしゃるところはまだ少ないかもしれません。

パズルのピースをはめるように
住まう人の想いをかたちにしていく

ー家づくりをする過程でどんなことを大事にされていますか?

楠井: あくまで私たちはお客さまの理想の住まいを実現するお手伝いをする立場です。私たちの正解ではなく、お客さまの正解を探していく過程がすごく面白いんですね。

そのために大事にしているのは、どんな暮らしをしたいのか、お客さまにじっくり丁寧にヒアリングをすること。家づくりへの想い、好きなことや趣味、普段の生活……。お話されることだけでなく、お会いしたときの雰囲気も見て、想像を膨らましていく。お客さまのことを考えて、プランニングしているときはワクワクが止まりません。

この仕事ってパズルのピースを埋める感覚に似ていると思うんです。住宅という箱と規制がある中で、見た目や生活のしやすさ、お客さまのご要望を一つ一つパズルのピースのように組み立てていく。お客さまの希望が叶えられている、とパズルのピースがおさまる瞬間はとっても嬉しい。お客さまによって一軒一軒違うので、どの案件もワクワクしながら担当させてもらっています。

ーすてきですね。重視されるのは、アルフレッシュさんらしさよりも、住む人らしさでしょうか?

楠井: 実績を見てご依頼いただくケースも多いので、似通ったものができているように見えるかもしれませんが、私たちのベストは、お客さまの個性が引き立つ住まいをつくることです。

実現したい住まいを一緒に考えて、かたちにしていくために、どれだけ希望に沿った提案ができるか。できる限りその選択肢の引き出しを持っておきたいと思っています。

モデルハウスやLINEでのコミュニケーションで
理想を引き出す

ー自分の理想がよくわからない、ということもあると思うんですが、お客さまのご要望を引き出すために工夫されていることはありますか?

楠井: もちろんお打ち合わせの時点で、ご要望がふんわりしていらっしゃることもありますし、途中で変わられることもあります。私たちは、まだかたちになっていないその想いから一緒にベストを探っていき、空間をつくっていくのが仕事だと思っています。

ご提案の引き出しとして、弊社はモデルルームがあるんです。暮らしのヒントを盛り込んでいます。築40年の家がここまで新しくなるよ、ということを実際に体験していただく。その中で「これがいい」と選ばれる方も多いので、モデルルームを見ながら、ご提案させていただくこともあります。

ー家族で要望が噛み合わない、なんてケースもあると思うんですが、お客さまとはどんなコミュニケーションをとっていますか?

楠井: 私たちは、ご家族と担当者でLINEグループをつくってやりとりをしています。アルバムに好きだと思った部屋の画像をその都度アップしてもらったり、実例が投稿されているRoomClip(ルームクリップ)Pinterest(ピンタレスト)などの写真を共有してもらったり。リアルタイムで全員に一発で共有されるので、伝達してもらうこともなければ、誰かに伝え漏れることもないんですね。

ご家族でご意見が食い違うことはありますが、最終的にはお互いにいい暮らしをしたいという前向きな方向へ進んでいくので。険悪な日も乗り越えて、家づくりをしていく。そんなご家族の過程を見るのも楽しいんです。

ネイビーとホワイトを基調にした、
シンプルで美しい空間

ー手がけられた物件についてもお聞きしていきます。今回ピックアップした物件は、どんなお客さまのご要望からかたちにされていったのですか?

楠井: もともと持ち家であるご実家のリノベーションでご相談いただいたんですが、できるプランが理想とマッチングせず、新たな中古物件を探しました。4軒ほど一緒に内見して、外観や部屋数、広さも気に入られて、ご家族の満場一致で物件が決まって。

そこから、旦那さまの「書斎とアトリエが欲しい」というご要望や、奥さまから写真を見せてもらったキッチンの雰囲気などからプランニングしていきました。

トイレ、洗面、SB(シューズボックス)の位置は変えていませんが、LDKの間取りは変えています。広い家なので、LDKにパントリーをつけたり、部屋干しスペースを設けたり、暮らしの導線をまとめて。予算を抑えるために2階はリフォームといった感じで間取りは変えず、暮らしの中心となる1階に注力しています。

ーその中で、こだわった点はありますか?

楠井: キッチンとダイニングの位置を横長にしたことですかね。よくある縦長の間取りだとキッチンの対面にダイニングテーブルを置くことになりますが、受け取ってくれる人がいなければ、料理や食器を運ぶためにぐるっと回らなくちゃいけない。キッチンの横であれば、そのままスライドして、導線がスムーズです。ダイニングを作業スペースとしても使えますし。

あとは、お客さまが好んでいらっしゃる雰囲気、シンプルで洗練された美しさが表現できるように、ホワイトとネイビーを基調に統一感を出すことも意識しました。

今回採用したクラフトレーベルのドアのネイビーオーク柄と同じ色で、キッチン背面のカップボードなども揃えているんです。奥様がショールームで一目惚れした色なんですね。

ドアもトータルで提案し、
統一感とつながりをもたらす

ークラフトレーベルのドアを採用することはどの段階で決まったのですか?

楠井: 最初の方に決まりました。というのも私たちは、提案の段階で全体の絵をCGで起こしているんです。そのときにドアはパーツ映えする、一つの見せ場にもなります。ドアの色一つで印象も変わりますから。ネイビーはすごく人気のある色味で、空間全体を引き締めてくれる効果もあります。

旦那さまが服飾関係のお仕事をされていて、ご趣味としても洋裁をされるということで、LDKの横にアトリエをつくったんです。その部屋のドアにクラフトレーベルを採用したんですが、LDKのキッチンのカップボードと同じ色にすることで、統一感とつながりをつくることができます。それが実現できるのは、パナソニックさんのクラフトレーベルだからだと思います。

ーそれはどうしてでしょう?

楠井: パナソニックさんは、ドア以外にもいろんな商品を出しているので、トータルでご提案させてもらうことができます。色味や質感、デザイン性が同じものを選択できるので、きちんと一つの方向におさまっていくんです。長年使わせてもらっているので、品質に対する安心感もありますし。

クラフトレーベルが出てきたときは「おお!きたね!」という感じで嬉しかったです。デザインも質感も上質だし、色味も部屋に馴染むものからアクセントになるものまで豊富にありますから。

それまで、国産のドアは色味もデザインも似通ったものが多くて。輸入材を使ったこともありましたが、色塗りにムラが出たり建て付けが悪かったり、自分たちが欲しているものに仕上げるためには、手間もコストもかかる。提案の段階で仕上がりが保証できないので難しいんです。

クラフトレーベルはその点、デザインや色味の選択肢もあって、使いやすいので、積極的に提案させてもらっています。私たちのモデルルームにも採用させてもらっています。今回の物件でもお客さまに気に入っていただけたので、トイレなどほかのドアでも使っています。

ドアとキッチンのカップボードを同じネイビーオーク柄で揃えることで、アトリエとLDKのつながりと全体の統一感を演出。シンプルで美しい、洗練された空間に。ぼんやりと曖昧なものから、一つ一つ、希望をかたちにしていった先に生まれた唯一無二の家を、アルフレッシュは届けます。

テキスト:徳瑠里香

写真:きるけ。

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