普段お客様の住宅のリフォームに携わるパナソニック エイジフリー住環境プランナーの清水が、自身で手掛けたリフォーム事例を第41回住まいのリフォームコンクール※に応募し、住宅リフォーム部門に応募のあった306事例のなかから、優秀賞19事例の1つに選ばれました。
※「住まいのリフォームコンクール」は公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センターが主催するコンクールで、住宅リフォームの普及促進とリフォームの水準向上を図ることを目的として、全国各地で施工された住宅リフォーム事例を募り、優秀な事例について表彰し、これを消費者や事業者に広く紹介しているものです。
「住宅リフォーム部門」の優秀賞を受賞したリフォーム事例をご紹介します。
交通事故で下半身不随の車椅子生活となってしまった息子さんと、そのご両親のためにリフォームをしました。
ご両親の介助に頼らず自立した生活・自立した人生を!という強い思いの実現へむけ計画を始めました。
屋外のアプローチでは駐車スペースを無くさないように玄関からの出入りとし、ポーチを嵩上げして段差解消機を設置し車椅子での出入りを実現しました。
水回り(トイレ・洗面台)は自立できるように新設し、段差の解消や車椅子の動線確保にも配慮しました。
息子さんの趣味の料理を実現できるようにこだわりました。車椅子対応用キッチンではなく健常者向けのキッチンをオーダーで組み合わせて機器選定を行いました。単に「料理ができる」ではなく「料理を楽しめる」空間を実現しました。
息子さんはリフォーム後のお家では車いすでも自立した生活をしていける住まいとなり、お喜びいただける工事となりました。
また、ご両親からも介助の負担を減らすことができる工事内容に満足していただき、息子さんもご両親も、どちらの思いもつなげられたリフォームになりました。