エイジフリー・ライフ コラム

老人ホーム見学で確認しておきたいポイント

パンフレットやインターネットで情報は手に入れられても、やはり実際に現地に行ってみると、
想像との違いに気づいたり、入居後のくらしのイメージが具体的になったりします。
老人ホーム見学のポイントを、チェックリストにまとめました。

施設見学チェックリスト

施設見学でチェックするポイントとは?

施設見学の際には、職員や入居者、施設のようすなど、次のようなポイントを確認して、ご本人やご家族の希望に合った施設を選べるようにしましょう。
時間帯は“食事時”に行くのがおすすめです。理由は、“食事時”は、忙しいからです。忙しい時こそ、その施設の介護・看護職員の教育レベルがよくわかります。

施設見学
チェックリスト
職員のようす
入居者との会話の仕方や介護の雰囲気 「自立支援」(本人ができることを本人ができるように支える)の考え方 忙しく動いている時の表情(余裕やゆとりの有無をチェック) 職員の雰囲気(話しかけてみる、エピソードなどを聞く) 施設長の対応の仕方や話しやすさ 専門職の働きぶりや雰囲気
入居者のようす
一人ひとりの表情に明るさや穏やかさが感じられるか 職員に話しかけているか、入居者同士の会話が弾んでいるか どんな身体状況の方がいるか(入居予定のご本人と同じくらいの介護度の方の有無) 長時間待たされているような方はいないか レクリエーションの参加者の数やようす
施設のようす
入り口のあたたかみ 全体的な雰囲気(明るさ、整理整頓、清潔感などを含めて) 地域との親密さや近隣の環境
設備やサービス
食事は個別対応が可能か(塩分、カロリーの調整、食事形態など) 食事のメニューは選べるか 居室の広さ、収納量、雰囲気 居室以外にくつろげるスペースはあるか
入居後の快適・安心
自分のペースで生活できるか 外出や外泊は自由にできるか 家族は365日いつでも面会できるか 看護職員は24時間常駐しているか 適したリハビリが受けられるか 通院の付添いや入院時のサポートはあるか

※記事の内容は2023年3月末時点のものです