エイジフリー・ライフ コラム

介護付有料老人ホームの
入居期間について

有料老人ホームにおける平均的な入居期間は約6年です。
平均余命や平均入居年数も考慮し、入居年数の見通しをたてることで
資金計画や支払いプランを決めやすくなります。

施設の入居期間はどのくらい?

介護付有料老人ホームに入居するための資金計画や支払いプランを考えるうえで、必要となるのが入居年数の見通しです。施設で生涯暮らすことを前提とした場合、男女別の平均余命(ある年齢の人があと何年生きられるかという年数値)や、施設の平均入居期間などが参考になります。

平均余命

男性の平均余命は70歳15.96年、80歳9.22年、90歳4.38年。女性は70歳20.31年、80歳12.12年、90歳5.74年です。(出典:厚生労働省「令和3年簡易生命表」)

(出典:厚生労働省「令和3年簡易生命表」)

平均入居年数

一方、施設への平均入居年数は6年です。1年未満が約13%、1~2年が約22%、3~5年が約24%、6~9年が約16%、10年以上が20%以上を占めています。
(出典:公益社団法人全国有料老人ホーム協会「平成22年多様化する有料老人ホームに関する実態調査報告」)

これらのデータは支払いプランの選択や、入居のタイミングを考えるうえでも活用できます。実際の介護期間や入居年数は人によって大きく異なりますが、想定より長期におよぶ可能性があることをしっかり意識しておきましょう。

(出典:公益社団法人全国有料老人ホーム協会「平成22年多様化する有料老人ホームに関する実態調査報告」)

※記事の内容は2023年3月末時点のものです