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シニアが快適に暮らすための間取りのヒント

シニアが快適に暮らすための間取りのヒント浴室

浴室は、ゆったりくつろげる空間にすることはもちろん、部屋との温度差が少なくなるように考えます。入浴の手伝いが必要になることも考えて、扉の種類にも配慮が必要です。

出入り口の扉の選択

出入口は、有効開口部や開閉スペースを考慮し、開き戸・折戸・引戸から選択。3枚引戸・片引戸・2枚引戸にすると、出入時の移動が楽で、戸を開けた状態で外から手助けができる。

■浴室で入口の有効開口寸法

引戸は開閉のスペースがいらない

シャワー機能を利用する

膝や腰などの障害で、浴槽につかることができない場合や、体力的にシャワーだけという時には、座った状態でシャワーができる機能を検討

■膝や腰への負担が少なくシャワー入浴できる

ゲンキ浴iミスト

水まわりをまとめる

水まわりを一体にすると、同じスペースでも広く使うことができる。

■浴室・洗面・トイレをひとつのスペースにまとめる

トイレでの脱衣のまま浴室に移動できるので脱着の手間が省ける
脱衣中は他の人がトイレに行けないので配慮が必要

寝室内に浴室を設置

寝室の一角に浴室を設置すると温度差も少なく、湯冷めしないで布団に入ることができる。

夫婦以外の人が使用する可能性がある場合は、
廊下からの入口も設けることで寝室のプライバシーを保つことができる。