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間取りのヒント

二世帯で快適に暮らすための間取りのヒント浴室

お風呂は、一日の疲れを取る大切な場所。ゆったりくつろげる空間にするには、浴室の広さや、脱衣室の使いやすさも大切なポイントになります。

入浴スタイルに合わせてサイズを選ぶ

システムバスの標準は1坪タイプ(1616)ですが、入浴スタイルや間取りに合わせての選択が必要

浴室のサイズを検討

孫といっしょに入る、家族で入る、介助や介護が必要などの場合は、1621以上が使いやすい

出入口の選択

出入口は、有効開口部や開閉スペースを考慮し、開戸・折戸・引戸から選択。3枚引戸・片引戸・2枚引戸にすると、出入時の移動が楽で、戸を開けた状態で外から手助けができる。

浴室で入口の有効開口寸法

引戸は開閉部分のスペースが不要

シャワー機能を利用する

膝や腰などの障害で、浴槽につかることができない場合や、体力的にシャワーだけという時には、座った状態でシャワーができる機能を検討

膝や腰への負担が少なくシャワー入浴できる

水まわりをまとめる

水まわりを一体にすると、同じスペースでも広く使うことができます。

浴室・洗面・トイレをひとつのスペースにまとめる

トイレで脱衣したまま浴室に移動できるので脱着の手間が省ける。脱衣中は他の人がトイレに行けないので配慮が必要

親世帯にも水まわりの提案

浴室を共有にすると入浴時間帯が限定されるので、親世帯側にも浴室を設けることで、時間を気にせず入浴できる。

浴室・洗面・トイレを小さなスペースで設置

浴室・洗面を寝室に設置

子世帯との使用時間のずれが大きい場合、別に設置する方が時間を気にしないで入浴できる。