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朝の時間と食事の専門家

フルタさんの顔写真

くらしスペシャリスト#020朝の時間と食事の専門家フルタ ヨウコさん

Vol.4 朝の準備はたった5分!
あっという間に朝ごはんが完成する
フルタ流テクニック

ここまでフルタさんのお話をお聞きして、「よし、明日から朝ごはんをしっかり食べよう」と決意を新たにした人も多いのではないでしょうか。しかし朝は忙しく、朝ごはんづくりに時間をかけていられない現実も。そこで今回は、朝の準備がスピーディーになるテクニックを伝授していただきます。

“ついでの準備”で、朝ごはんのためだけに時間をかけない

フルタさんがSNSにアップする朝ごはんの写真は、手が込んでいるように見えてどれもおいしそう。こんなごはんが毎朝食べられたら幸せ……と思う半面、朝からここまで手はかけられない、とも思ってしまいます。ところがフルタさんによると、これらをつくるために朝かける時間は、たった5~10分程度とのこと。その時短を可能にする秘訣は、前日までの下準備にあるようです。さっそくフルタさんに教えていただきましょう。

朝ごはんの支度をラクにする下準備

食材を洗う、皮を剝く、切るといった下準備は、たいしたことない作業のようで、朝ごはんづくりのハードルを上げているもの。イチからやると時間もかかり面倒に感じますが、「夕ごはんを準備するとき、野菜を少し多めに切ったりゆでたりするといいですよ。何かのついでにやることで、朝ごはんの手間と時間が省略できます」とフルタさん。

ジッパー付き保存袋に入れたハーブ類などの写真

【冷凍するもの】
・ディルやパセリなどのハーブ類
使い切れないディルやパセリは、ジッパー付き保存袋に入れてそのまま冷凍。手で軽く揉むと細かく砕けるので、使うぶんだけ取り出せます。スープにかけたり、調味料に入れたり、料理のアクセントとしても重宝するそう。

【冷蔵するもの】
・ベビーリーフ
洗って水を切り、保存容器に入れておけば、その都度洗わなくてもそのままサラダとして盛り付けられます。

・ねぎ
ねぎはいつも多めに買って、小口切りにして保存容器で保存。薬味として使用することが多く、欠かせない食材だそう。

・ニンジン
無農薬や有機のものを常にストック。1本使い切らなかったニンジンは千切りにして塩もみし、キャロットラペとして保存。フルタさん自身、大好きな食材とのことで、今回の取材でもたびたび登場しました。

・ホウレンソウ
こちらも多めに買ってきたら、すぐにゆでて保存。スープなどに入れると彩りもよく栄養価もアップします。

スープは4~5日分まとめてつくり、朝は味付けだけ!

フルタさんが朝ごはんで必ず用意するというのが、パンとスープ、そしてフルーツ。日によってサラダやヨーグルトが加わります。つまり一番準備に手間がかかるのはスープですが、フルタさんの朝は、温めて味付けをするだけ。野菜を切ったり煮込んだりといった調理は、前日の夜までに済ませておくといいます。それも「先ほどの食材同様、夕食の準備と同時進行で煮込んでいるので、わざわざスープづくりに時間をかけません」とフルタさん。しかも一度に4~5日分のベースをつくってしまえば、毎回つくる必要もなし。基本的な味付けは少量の塩のみだそうで「最終的な味付けは当日の朝、スープカップの中で行います。同じ具材でも、その日の気分で味を変えれば、毎日飽きずに楽しめますよ」。

朝ごはんの支度をラクにする! フルタさんのスープづくり

ベースとなるのは、冷蔵庫にある野菜を煮込んだもの。よく使うのは、玉ねぎや人参、大根などの根菜類に、シイタケやマイタケなどのきのこ類だそうで、これらを昆布と少しの塩と一緒に煮込みます。あとは保存容器に入れて、毎朝食べる分をよそって味付けをします。

冷蔵庫にある野菜を煮込んだスープの写真

同じ野菜を煮込んだスープが当日の朝、ちょっとした味付けで、全然違う味のスープに変身!

3種類のスープの写真

写真左上:Curry Soup
スパイシーなカレー粉を入れてカレースープに。先ほどのゆでほうれん草を追加して彩りと栄養をプラス。

写真右上:Japanese Soup
しょうゆを入れて和風仕立てに。ここにネギを乗せて彩りと風味をアップします。

写真手前:Soy milk Soup
豆乳を入れてまろやかクリーミーに。仕上げに冷凍のパセリを散らして。

フルタさんの写真

朝の時間と食事の専門家
料理家フルタヨウコさん

料理家・編集者。展覧会やイベント、書籍、WEBなどで、企画、編集、執筆、写真を手がける一方、料理家としても活躍。現在は、『KURASHI&Trips』にてジャムの制作プロデュースを手がけるほか、自由大学「朝ごはん学」の教授も務める。著書に『果物のごはん、果物のおかず』(誠文堂新光社)、『北欧のおいしいスープ』(新星出版社)。

http://home-home.jp/

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