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快適・癒し空間のバスルーム

2014年1月17日更新

最新機能で、快適バスルームを実現
バスルームは、身体を洗う場所だけでなく、一日の疲れを癒すくつろぎの場所にもなります。最新のバスルームには、お風呂でミストサウナ、お掃除がラクラク、酸素浴・・・などバスタイムが快適になる機能が搭載されています。リフォームでも、家族構成やライフスタイルにあわせてお好みの機能を選択することができます。家族が毎日使う場所だから、みんながくつろげる快適なバスルームにしましょう。

1バスルームの作り方は二通り

バスルームを考える際には、どんなバスルームにしたいかによって、工法が変わります。大人数が入れる大きなお風呂にしたい、決められたプランでは納得がいかない!など、こだわりのお風呂をつくるなら、在来工法。集合住宅の場合や、気密性の高い暖かいお風呂がいい、工事期間を短くしたいなどの希望があれば、システムバス・ユニットバスを選ぶことになります。

在来工法

名前の通り昔からの作り方で、浴槽とタイルなどを個別に設置する工法です。家の間取りや広さにあわせ、自由なプランがつくれます。サウナをつけたり、檜風呂にするなど「こだわりのお風呂」を実現したいなら、在来工法になります。浴槽、洗い場などの間取りや、天井、床、壁などの素材も自由に組み合わせることができ、好みにあったバスルームが実現できます。
ただし、2階などの階上に設置する場合は、しっかりとした防水対策が必要です。工期や施工費用は、さまざまですが、一般的に2〜3週間かかり、費用も部材費に加え、配管などの工事費用や工期分の人件費も考える必要があります。

システムバス・ユニットバス

浴槽をはじめ床、壁、天井などのパーツを工場で製造し、それを現場で組み立てるバスルーム。防水性・気密性に優れており、2階や3階への設置や集合住宅に適しています。
サイズや浴槽の素材、床や壁の部材、照明なども選んで組み合わせることもでき、最近では、種類も豊富になっています。また、完成状態が、あらかじめカタログなどで見られることや、ショウルームで空間や素材が確認できるというメリットがあります。 工期も2〜3日程度と短く、価格も基本機能から、ハイグレードなものまで、予算に応じてお好みの設備を検討することができます。最近では、ほとんどの住宅でシステムバス・ユニットバスが選ばれているようです。

※パナソニック株式会社 エコソリューションズ社では、戸建て住宅用をシステムバス、マンションなど集合住宅用をユニットバスと呼んでいます。

2浴室と浴槽のサイズを確認

現在のシステムバスは、バリエーションも充実しています。お好みのプランに合わせ、自由に選べるようになってきました。リラクゼーション、コミュニケーションなどの入浴の仕方や、リフォームや階上設置など施工性を考慮して条件に応じたタイプを見つけましょう。

システムバスのサイズの見方を知ろう

一般に、浴室の広さは1坪や1.25坪、ワンルームマンションなどでは0.75坪という広さもあります。システムバス・ユニットバスのサイズは1216・1616・1620などと表現します。これは浴室の内径の幅・奥行きを略して表したものです。例えば、1坪用は幅1600mm×奥行き1600mmで1616と表示。1.25坪は幅1600mm×奥行き2000mmで1620となります。(戸建て住宅用やマンション用などで数値が違うことがあります。)
間取りやプランに合わせて、どのサイズの浴槽が適しているかを選びましょう。特にリフォームの時は「現在のお風呂のサイズ」にとらわれてしまいがちですが、最近のシステムバスルームの中には壁厚などを工夫して、以前のものよりワンサイズ大きな浴槽を使えるものがあります。

■システムバスのサイズ

システムバスのサイズ一覧

■浴槽のサイズとゆったり度の関係

浴槽のサイズとゆったり度の関係一覧

3ライフスタイルにあわせて機能を選ぶ

快適な空間へと進化したバスルーム。断熱性能や、浴室暖房乾燥機、掃除の手間が省けるものなど、バスタイムからお掃除まで快適になる機能が多数登場しています。

基本プランが充実。欲しい機能を選びましょう

●保温浴槽U

発泡ポリスチレン断熱材で浴槽を包んでいるので、保温効果が高く、追い炊き回数が減らせます。光熱費もおトクになります。

■湯温低下は5.5時間経っても2.5℃以内。※1 ※2

■年間光熱費を約4,100円も節約。※3 ※4

[浴槽内での温度変化の実験条件]
※1 JIS高断熱浴槽(JIS A 5532 浴槽)周囲環境温度:10℃/浴槽水量:深さ70%測定開始湯温:40℃/風呂フタを閉じた状態で4時間後の温度低下が2.5℃以下
※2 湯温低下に関するご注意 浴槽内の温度変化は、JIS基準の条件での値です。ご使用の条件で湯温低下は異なってきます。
以下の場合は、湯温がカタログ表示値より低下します。
・浴槽内の湯を循環させることで凍結を防止するタイプの追い焚き付き給湯器をご使用の場合。

※3 水道・光熱費算出基準
■ガス料金目安単価:168円/m3(東京ガス32m3/月 H24.03)、電力料金目安単価:22円/kWh((社)全国家庭電器製品公正取引委員会)、上水道/下水道料金目安単価:261円/m3(東京都水道局換算式より<呼び径20mm/使用水量30m3とする>)
■家族条件:4人家族 ■お湯はりして4時間後に追い炊きすると仮定し、その時の湯温低下(6ヶ月間は半分の湯温低下と仮定した平均値)を、保温浴槽II:1.38℃、保温なし浴槽:4.45℃とする。
■浴槽水量:70%深さ(189L)、ガス熱量:45MJ/m3、給湯効率:0.8として計算。年間のガス使用量(m3)は、保温浴槽II:12、保温なし浴槽:35.7となります。
※4 当社FRP保温なし浴槽を単品にてJIS基準に基づき測定。※保温浴槽の場合は循環式浄化温水器(24時間バス)に対応できません。

●酸素美泡湯

お湯にミクロの酸素の泡を加えた酸素美泡湯は、温泉のような白いお湯になります。保温・保湿・リフレッシュに最適なお湯です。

●お掃除ラクラク機能

【浴槽 有機ガラス系人造大理石浴槽】
浴槽表面の凹凸が少なく、滑らか。耐久性や防汚性能に優れています。また、撥(はっ)水、撥油成分が素材に練り込まれているので、表面にキズがついても水はじきが変わらず、キレイな状態をキープします。

【床 フッ素系新素材床】
汚れをはじく新素材層で、汚れがこびりつきにくく、簡単に汚れが落とせます。目地の幅を広くすることで、お掃除がしやすくなっています。表面の微細な凹凸で、水が乾きやすく、足も滑りにくい床です。

【排水口 フッ素系特殊コーティング排水口】
表面のフッ素特殊コーティングで、汚れを防ぎます。ヘアキャッチャーは、髪の毛が集まりやすく、捨てやすい形状なので、お掃除が簡単にでき、清潔に保ちます。

集める:水の流れで髪の毛を中央に
捨てる:髪の毛はさっとゴミ箱へ
洗う:汚れもさっと洗い流せる

●W(ダブル)節水シャワー

お風呂で使用するシャワーの水量は結構多いもの。シャワーの噴出口を小さくし、勢いを保ちながら流出量を抑えたW節水シャワーなら、水道代、光熱費が節約できます。手元には止水スイッチが付いているので、使わないときはシャワーを簡単に止められ、こまめに節水ができます。

※1 コスト算出条件 水道・光熱費 年間約38,800円の節約 (ココチーノ New L-class)
■算出基準料金(税込):電力料金目安単価22円/kWh((社)全国家庭電気製品公正取引協議会)、上水道/下水道料金目安単価261円/m3(東京都)水道局換算式より〈呼び径20mm/使用水量約30m3とする〉、ガス料金目安単価168円/m3(東京ガスH24.03) ■家族条件:4人家族 ■比較条件:〔新W節水シャワー〕2013年新W節水シャワーと社団法人日本バルブ工業会設定「節湯種類の定義」の「従来型」シャワー、〔保温浴槽U〕保温浴槽Uと当社FRP保温なし浴槽、〔プラネット照明〕プラネット照明(LED・消費電力11.2W)と壁付照明(白熱灯・消費電力57W)との比較。 ■算出条件:〔浴室照明〕1日2時間365日使用。白熱灯:ミニクリプトン電球60形(消費電力54W)とフラットラインLED照明(消費電力37W)との比較。〔新W節水シャワー〕シャワーの水温15℃を42℃に昇温させ、365日使用。ガス熱量45MJ/m3、給湯機効率0.8として計算。 ●通常時のシャワー使用時間:〈従来型〉流量10L/分、手元止水なしで1日20分(5分×4人)〈新W節水シャワー〉流量6.4L/分、手元止水付きで1日16分(4分×4人) ●おそうじ時のシャワー使用時間:〈従来型〉流量10L/分 2.73分 2日に1回の掃除を想定、〈新W節水シャワー〉流量6.4L/分、2.46分(シャワー幅が約2倍泡汚れを早く洗い流せるため)、2日に1回の掃除を想定。年間の水道光熱費は従来型:約61,400円、新W節水シャワー:約31,700円。〔保温浴槽U〕お湯はりして4時間後に追い焚きすると仮定し、その時の湯温低下(6か月間は半分の湯温低下と仮定した平均値)を、保温浴槽U:1.38℃、保温なし浴槽:4.45℃とする。●浴槽水量:70%深さ(189L)、ガス熱量:45MJ/m3、給湯効率:0.8として計算。年間のガス使用量(m3)は、保温浴槽U:12、保温なし浴槽:35.7となります。年間の光熱費は保温なし浴槽:約5,900円、保温浴槽U:約2,000円。 〔リクライン浴槽〕水道水水温15℃から湯温42℃への湯沸し、及び、2℃の湯温低下で追い焚きを1日1回365日使用した場合で、ガス熱量46MJ/m3、給湯器効率0.8として計算。

※2 フラットラインLED照明(約200円)、新W節水シャワー(約29,700円)、保温浴槽U(約3,900円)、リクライン浴槽(約5,000円)の年間削減金額の合計。

●ナノイー暖房換気乾燥機

「nanoe(ナノイー)」が、空気中に浮遊するカビを抑制。自動換気・乾燥機能で、浴室内をカビが繁殖しにくい環境に保ちます。また、衣類の乾燥時には、乾燥機能と「nanoe(ナノイー)」で、衣類のニオイを低減します。

●ゲンキ浴シャワー

細かいミストで身体の外側からも内側からも温まります。高温のミストで浴室内の温度が上昇。高温多湿の空気を吸うサウナ効果で、身体の中から温まります。

●照明

LEDダウンライトで、浴室を省エネで明るく照らします。間接照明ユニットもありますので、お好みにあわせて、バスルームを演出できます。

●バステレビ

湯船につかりながらゆっくり好きなテレビ番組を見る…地上デジタル放送やワンセグ放送対応のバステレビで、バスタイムが快適に。大画面のものや、コンパクトサイズなどバスルームにあわせて選べます。

●ミストサウナ

目に見えないほどの小さなミストが全身を包み込みます。身体に触れてもぬれた感覚のないミストで、お肌にうるおいを与えます。身体の負担が少ない低温で高湿度のサウナなので、お子様からご高齢の方まで楽しめます。

●椅子に座るシャワー(座シャワー)

浴槽に入るのが大変であったり、湯船に浸かりたいけれど、入浴するのが疲れるというご高齢の方などには、椅子に座って、シャワーを浴びる入浴法があります。浴槽入浴に比べ心拍数の上昇を抑えられ、また短時間でしっかり温まります。設置は、在来工法の浴室が対象になりますので、事前に確認が必要です。

身体への負担が少なく、しっかり温まる座シャワー(イメージ図)

4安全への配慮

バスルームは、家族みんなが使う場所なので、特に安全性は大切。将来のことを考えて、今のうちにバリアフリーにしておくことも検討しましょう。

みんなが使いやすいバスルーム

浴槽への出入りをする時や、浴室内の伝い歩き用に手すりを設置します。シャワーのスライドバーが手すりと兼用できるものもあります。また、出入口の段差の低いものや、滑りにくい床材、ワンタッチで出水・止水できる水栓など使い勝手や安全性に配慮しましょう。

●ドア

バスルームのドアは、取っ手を回す必要がない押し引きの動作で開閉ができるものや、引き戸タイプもあります。引き戸なら、バスルームの出入り時に身体の移動が少ないので、負担が軽減します。

3枚引き戸のドアは、開口部が広々。

●ライトタッチ水栓

吐水・止水の操作はレバーを上下するだけ。流量調整や温度調整もスムーズです。ダイアル回しの操作がないので、手首に不安がある方の負担が軽減します。石けんなどで滑りやすくなった手でも簡単に操作できます。

レバーの上下でお湯の調整ができる水栓。

温度のバリアフリー

バリアフリーは手すりをつけたり、段差をなくすことだけではありません。浴室内の温度にも気をつけましょう。寒くなると多いのが、ヒートショック(温度差が引き起こす急激な血圧変化)による事故です。特に浴室での事故が多く、寒い廊下や脱衣室から、熱いお湯に浸かると、血管が開いて急激に血圧低下を招きます。ヒートショックの原因となる温度差をなくすためには、浴室全体を入浴前に暖かくしておけば、安心です。一番風呂でも暖かく入浴できます。

●床暖房

浴室の床暖房は、入るときの足元の冷たさを解消してくれます。暖房換気乾燥機と併用すれば、バスルーム全体が暖かくなります。

床暖房で、足元の冷たさを軽減。

●断熱仕様

天井、壁、浴室内全部が断熱仕様なので、床暖房や暖房換気乾燥機で暖めておいた浴室まるごと暖かさをキープ。熱を逃しにくい断熱仕様なので快適で省エネ。

断熱仕様のバスルームは熱を逃しにくいので全体が暖かい。

5好みの空間を実現する

浴槽、壁、床、ドアなどは、さまざまなタイプの中から選ぶことができます。バスルームの雰囲気は、浴槽の形状や色、壁の色などで大きく変わります。

壁や床などの部材を選ぶ

壁、床、天井、浴槽カウンター、水栓、ミラー・収納ドア、照明は、好みのものを選ぶことができます。基本仕様になっているものや追加費用がいるものなどさまざまなので、予算に合わせて選ぶことができます。
壁や床の色や柄はバスルーム全体の印象を決めるので、できるだけショウルームなどで実際の色柄を見て選ぶほうがいいでしょう。

壁や床などの部材を選ぶ

間取りやプランやライフスタイルに合わせて、どの形状の浴槽が適しているかを選びましょう。半身浴ができるベンチが浴槽内についたものや、子どもと入れるゆったりと広いタイプもあります。
色は、明るい色目のものから、シックなものまで組み合わせはさまざまです。

壁の色と浴槽の色、形状でバスルームの雰囲気が大きく変わる。

6リフォームを考える

リフォームしたい場所のアンケートなどでは、常に上位のバスルーム。最新の設備で快適なくつろげるバスルームにしたいと考えられている方も多いようです。

リフォームで快適空間に

バスルームが寒い、老朽化が気になる、バリアフリーにしたい…など気になる部分は人、家族それぞれ違います。お住まいのバスルームサイズもさまざまです。そんなお住まいの条件に合わせて特注対応できるバスルームのリフォームもあります。 バスルームのタイプによっては、対応ができない場合もありますので、新築での設置、リフォームいずれにしても事前に希望のプランが可能かどうかを確認してください。