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家にいるのが楽しくなるリフレッシュ空間のある住まい

2008年2月25日更新

“ヘルシー”も“キレイ”もサポートする水まわり
メタボリックシンドロームなどの生活習慣病への配慮をする人が増えています。健康を保つには食生活面だけではなく、自宅での過ごし方も大切なポイントです。そこで見逃せないのが「水まわり」の役割。朝起きてから夜寝るまで、家族みんながお世話になる「水まわり」に、見逃していた元気や癒しの“泉”があるのをご存知ですか。「健康」や「美容」、心身の「リフレッシュ」のためのバスルーム・洗面室の空間づくりをリフォームで実現しませんか?

1水まわりはもう一つのリビング空間

バスルーム、洗面室、トイレといった「水まわり」は、朝起きてから夜寝るまで家族がよく使う、暮らしの中心にある設備です。ところが、これまでは住まいの中でのゾーニングになると、まとめて住まいの北側に並べられていました。
しかし、最近では、潤いのある生活は水まわりを抜きに考えられないといった考え方が広まり、場所やデザイン、機能にこだわる家庭が増えています。水まわりは単なる設備ではなく、癒しのスペースをつくり、もう一つのリビング空間として大切な場所になっているのです。

快適や癒しも求めて水まわりも進化

朝から夜まで家族でよく使うのがバスルーム・洗面室・トイレなどの水まわり。最近では設置場所などの快適性も含めて住まいづくりのプランニング段階から考えられるようになってきています。
ストレスの多い日ごろの生活で、心と体をリフレッシュさせようとしたとき、「まずはお風呂でゆっくり…」という人も少なくないようです。
「入浴が大好き」から、「好みのお風呂にしたい」と関心を深める人も多くいます。バスルームでくつろぐためのCDプレーヤー、ラジオ、テレビ、健康グッズや入浴剤、アロマキャンドルなど、お好みでバスルームを演出する人が増える中で、かつて北側にあったバスルームも今は、日の当たる南側や、2階の眺めのよい所に設置する例も増えてきました。これは、体を洗ったり、温めたりができればいいと考えられたお風呂から、心と体も癒したいというお風呂の進化と言えるかもしれません。同じように洗面室やトイレも、単なる日常生活の必要を離れて、潤いやゆとりをもたらす役割が期待されてきています。

快適性も欠かせない、バスルームなどの水まわり設備と空間づくり。

ホテルライクな空間として水まわりが表舞台に

ホテルなどでは、バスルーム、シャワーブース、洗面室、トイレの水まわり空間を一体化したレイアウトがされています。このようなスペースはガラスや大理石などが使われておしゃれで広々とした印象を受けます。
このレイアウトを自宅に取り入れ、これまで狭く、ジメジメした暗いイメージだった水まわりを1つの空間にまとめるといった考え方が増えてきました。間仕切りを取り、水まわりを一体空間にすることで、狭かったトイレや洗面が広々とした空間になり、ガラスの壁などを用いることでさらに開放感のある空間になります。 あかりを、調光機能付きにすれば、1人でゆっくりとくつろいだバスタイムを過ごしたい時には暗めのライト、家族と過ごす時には明るめのライトと使用する人や状況にあわせた空間づくりをすることも可能です。
ホテルでゆっくりとバスタブに浸かる時間は極上のくつろぎタイム。そんな時間を毎日自宅で味わえるなんて嬉しい限りです。そんなゆとりの空間を楽しみたいと、水まわりへのこだわりは強まるばかり。今や、水まわりは、疲れやストレスを癒すリフレッシュ空間、住まいの中心、第2のリビングとして表舞台にプランニングされるケースが増えています。

LEDの幻想的な水中照明で、光りとお湯のゆらぎで癒しの雰囲気を演出。

水まわり空間を一体化させることで、ゆとりの空間を実現。

2バスルームが家族のコミュニケーション空間に

「のびのびとお湯に浸かりたい」、「シャンプーなどを置くカウンターも広い方が便利」、「たまには半身浴をしたい」、「美容のためにミストで保湿したい」など、単にシャワーを浴びる、入浴をするだけではなく、ゆっくりと楽しめる場所、家族のコミュニケーションの空間としてバスルームが活躍する家庭が増えています。

景色重視で、浴室を日の当たる2階にする例も

家の新築やリフォームの時に、「バスルームだけはこだわりたい」という人が多く見られるようになりました。外の眺めや日光を楽しみながらゆったりとバスタイムを過ごすために、2階や1階南側の明るい空間をバスルームにするのもそうしたこだわりの一つです。
日当たりのよい場所をバスルームにすることは、開放感や眺望といった癒し効果に加え、浴室の通気性がよくなり、カビなどが発生しにくいなどといった衛生、安全面でも好影響が考えられます。

日当たりのよいバスルームで開放感も衛生面にも好影響の空間に。

ひろびろ浴槽でゆったり入浴

バスルームの設置場所と同じく、要望が多いのが「広さ」です。1日の疲れを取りたい、リラックスしたい、と思った時に足を伸ばせない、肩まで浴槽に浸かれないバスタブでは、リラックスの願いは中途半端に終わるかもしれません。
「ゆったり、ゆっくり」には、広さが必要です。親子で一緒に入れる広さのバスタブや、半身浴用のステップ付きなど、家族構成や生活形態に合わせたさまざまなバスタブが出ています。
また、洗い場もできるだけゆったりとしたスペースで、しかもシャンプー棚などが充実していることが大切です。入浴中のバスタブから見えるシーンが乱雑では心も休まりません。洗い場だけで収納や広さを考えがちですが、バスルーム全体の雰囲気や機能から考えてみるのも、入浴を楽しくするポイントかもしれません。

ゆったりした広さとバスタブなら、親子で楽しめるバスタイムに。

3健康・美容を促進する現代版の湯治がわが家で

健康や美容のための工夫も多くみられるようになりました。リラックスしながらゆっくりと発汗をしたり、全身のコリを水流でほぐすジェットバス、保温と保湿で美容の効果を高めるミスト、お湯の質にこだわった酸素風呂など、さまざまな入浴方法があります。さらに浴室での滞在時間を心地よいものにするため、音楽を聴くことができたり、テレビを見られたりといった環境づくりも考えられています。自分なりの楽しい空間で健康と美を手に入れたいものです。お風呂の効用を「湯治」と言った考え方は、現代の進化したバスライフにこそ受け継がれているのかもしれません。

リフレッシュ効果を高めるさまざまな設備

長時間ゆっくりと汗を出しながら代謝機能を高める半身浴は、冷え性対策からも毎日でも行いたいものです。そこで、テレビや音楽を聴きながらの長時間半身浴を考えてみるのもいいかもしれません。もちろん、時間は程々が肝心です。
例えば、リビングなどでスポーツ中継やお気に入りのドラマを見ている時には、テレビを見ることだけに時間を使っていることが多いものです。この時間にゆっくりと半身浴ができたらどうでしょう? 入浴しながら楽しみにしているテレビもゆっくり見られるなど、時間の有効活用になるうえ、健康や美容にもよいことになります。
また、忙しい毎日を過ごしていると、ゆっくりと好きな音楽を聴く時間さえも省略しがちです。そんな時、バスタブに浸かりながらBGMが流れたら心身ともにリフレッシュできます。これらのオプションは一見贅沢に思われがちですが、毎日の生活の中で時間を有効に使うという意味では、実はとても効果的なものなのです。
また、ジェットバスなどの機能を加えれば、背中や腰を集中的に刺激し、心身ともに軽やかになります。これまでのバスルームにオプションを加えることで、バスルームが単なる入浴だけではない楽しい空間へと進化します。

時間をかけたい半身浴もテレビを見ながら快適に。

■水流による筋肉の硬さ変化

[実験方法]
被験者:12名(成人男子3名、成人女性9名)/方法:普通入浴またはゲンキ浴さすり湯入浴を、別の日のほぼ同じ時刻に体験してもらい、入浴前後の背中の筋組織(脊柱起立筋)の堅さを筋硬度計にて測定(湯温38℃、入浴時間15分、背・腰モードにて入浴)。

■水流で疲れを癒すジェットバス



身体のはりを軽やかにする“さすり水流”など、水流も進化している。

リビングでくつろぐ感覚で楽しめる健康・美容への近道

質のよいお湯を使うことで心地よさプラス美容と健康への付加価値を追求した機能も多くなっています。 例えば「酸素風呂」。酸素の泡を含んだミルキーでやわらかいお湯は、ミクロの泡で体をやさしく包み込み、今までに感じたことのない肌触りを楽しみながら保湿効果を高めます。酸素を含み、体をさすりあげるようにやさしい水流で刺激を与えればより保温効果を高め、湯冷めしにくくなる、体の緊張やコリを緩めるといった効果が得られます。
さらに、ミクロの泡がはじけて生まれる酸素がバスルーム内を満たし、酸素濃度も高まるため、バスタブ、バスルームともたっぷりの酸素に包まれ、通常では息苦しさを感じる閉めきられた空間も快適な空間に。心身ともに健康にそして水分と酸素を多く吸い込んだ肌は保湿効果抜群で美容面でも嬉しい限りです。バスルームで座ったままシャワーのようにミスト浴ができる機能を付ければ、必要な時だけミストを浴びることも可能です。5分間のミスト浴で全身があたたまるので、時間のない時にも便利な機能です。

■酸素風呂の角質水分量変化(やや乾燥肌の人の場合)

[実験方法]
被験者:16名(成人女性)/方法:普通入浴または酸素ぽっかぽか美泡湯入浴を、別の日のほぼ同じ時刻に体験してもらい、入浴前後の前腕部の角層水分量測定をもとに計算(湯温40.5℃、入浴時間10分)。
※入浴前40μsの人の場合。

酸素の泡が身体を包み込み、ぽっかぽかに温まる酸素風呂。

身体への負担の少ないミストのサウナでリフレッシュ

また、クリアミストのサウナならわが家のバスルームが瞬時に快適なサウナルームになります。従来のドライサウナでは、熱すぎて苦手という人が多かったのですが、濡れないのにうるおう新感覚のミスト浴が注目を集めています。これは、通常のミストの水滴が100〜150ミクロン以下という大きさに比べ1ミクロン以下というクリアミストを用い、バスルーム内で雑誌や本を読みながら目に見えない細かいミストをしっかりと肌で吸収できるというものです。熱さにのぼせることもなく、通常の入浴に比べて約4.5倍という保湿力はお肌のみならず髪の毛などの保湿もしてくれます。
肌も髪も、美しさの基本はみずみずしさ。つまり水分をしっかりと保っていることが重要となります。年齢やストレス、環境などの影響で水分が減り乾燥することで肌も髪も美しさが減少します。美しさのポイント「水分補給」を毎日自宅のバスルームで無理なく楽しく続ければ健康と美容両方手に入れることが可能なのです。
経済的にも健康と美容を手に入れるには、バスタイムの過ごし方がキーになるかもしれません。

■保湿力は通常の4.5倍

低温・高湿のクリアミストなら、お肌や髪の毛も保湿し乾燥を防ぐ。

通常の入浴に比べ、入浴後のお肌に含まれる水分量は、15分後で4.5倍というモイスチャー効果の実験データが出ています。
※入浴条件:10分入浴 通常入浴時お湯温度:約39℃/ミスト時お湯温度・湿度:約40℃・90%〈株式会社エフジージー総合研究所調べ〉

クリアミストのサウナなら、髪の毛も濡れた感じがなく、雑誌も楽しめる。

4メイクのしやすい機能満載の洗面ドレッシング

「洗面所」という言葉はもう古い!! 今や洗面スペースは洗面ドレッシングルームへと進化しています。女性の多くが洗面スペースでメイクや身支度をしたいと考えることから進化した洗面ドレッシング。メイクをしやすいように考えられたミラーや収納、忙しい“立ちメイク”ではなく、座ってゆっくりとメイクができるようにスツールを取り付ける、メイクのしやすいライティングにこだわるなど、今や洗面ドレッシングの存在はおしゃれに不可欠です。

メイクしやすい洗面ドレッシングと機能の数々

以前の“洗面台”はお湯を使うと鏡が曇る、照明の明るさが外光とは違いメイクしづらいなどの問題がありましたが、それでも洗面所でメイクをする機会は減ることはありません。そこで、より使いやすいスペースにするために進化したのが洗面ドレッシングです。
洗面というとジメジメしているためメイク道具などパウダー状の物を置くのに適さないといった問題点もメイクグッスを置くためのカウンターや小物収納スペースを作ることで解消。洗面スペースのみで水まわりのイメージが強かった従来の機能に、広めのカウンターがプラスされることでホテルのドレッシングルームのような感覚になり、毎日の生活にも心のゆとりを感じる空間に。
メイクをする場所としては、メイクのノリが見やすいミラーや顔を中心に照らす照明の設置があるのも実用的です。室内でメイクをした時は完璧だと思っていても自然光の下に出るとびっくりするくらい濃くメイクをしていたという経験は誰もが一度はしているもの。そういった失敗をなくすには自然光に近く、影を作らない照明としっかりとメイクのノリをチェックできるミラーが重要です。
また、専用のドレッサーがあったとしてもメイク直しなどに洗面ドレッシングを使う人は多いもの。特に口紅などは小まめに付け直すため、専用の収納スペースがあれば持ち運びをすることなく常に洗面ドレッシングルームにストックしておけるためとても機能的です。
出勤前やお出かけ前の忙しい時間には洗面室での作業はスムーズにしたいものです。そこで生まれた便利な機能には、洗面ボールよりも一段高くなり腰を曲げずに小物が取れるカウンター、手前に引き寄せることができるサイドミラー、スツールを引き出せば座ってメイクも可能なスツールワゴン、曇り止め加工を施しいつでもクリアなミラーなどがあります。

“立ち化粧”のしやすい、ボールよりも一段高いカウンター。

メイクのノリが見やすいミラーや、影をつくらない照明ならメイクチェックもバッチリ。

清潔な洗面ドレッシングでストレスフリー

洗面ドレッシングまわりは常に清潔にしておきたいもの。そこで手間がかからずいつでもきれいな洗面ドレッシングを保つ機能を使うこともおススメです。
洗面ドレッシングで常に気になるのが「水ハネ」。水ハネ対策には、目を細かくして従来の半分以下の水ハネ量(※)になったシャワーなら水も軟らかく感じられると言います。
洗面ドレッシングでは汚れも目立ちます。髪の毛が流れることも多い洗面ボールにはしっかりと髪をキャッチする機能で詰まりを予防、ボールも汚れがつきにくいものを選べばいつまでも清潔な洗面ドレッシングを使うことができます。

(※)松下電工従来商品と比較による。

洗面の場から鏡台にもなる洗面台。汚れにくい清潔さも重要に。

洗面ドレッシングを多機能スペースに

洗面、メイクといった身支度をする場所に加え、“洗面所”を洗面ドレッシングにすることでさらにスペースの活用用途は増えます。
例えば、お肌の手入れをする場合、これまではキッチンのテーブルなどを使っていた人が多いフェイススチーム。イスに座ってスチームを当てた後に移動せずに洗顔やその後のお手入れができると、スチームの持ち運びやお手入れ時の移動など細かな煩わしさがなくなり、今まで以上に気軽にお手入れをすることができます。つまり美容によいことを気軽に続けられるようになります。
ヘアケアやネイルなども同様です。常に道具の置き場所と使用する場所があればケアをすることも特別な日にすること、面倒なことではなく日常へと変わります。そうすることで心身ともに充実した健康や美容が手に入れられるでしょう。
バスルームや洗面ドレッシングの充実は健康や美容の充実につながります。使う頻度の高い部分だからこそ、清潔を保ちやすいお手入れしやすい形状や汚れにくい素材の設備を選ぶことで、よりストレスフリーでリフレッシュできる空間につながります。

スツールやカウンターなど洗面ドレッシングをより快適にする設備で多機能スペースに。

化粧小物なども収納しやすいなど、充実の洗面ドレッシングも。