住宅リフォームのヒント集

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2016/10/28

子どもに負担をかけない相続問題の解決策

元気なつもりでも、やっぱり体力の衰えには勝てない…。子どもから言い出しにくい実家の片づけや相続問題は、元気なうちに、親自らがモノを整理したり、リフォームや遺産相続について考えて、子どもたちに負担をかけないようにしたいですね

後回しにしておくとみんなが困る

もしも、親御様が急に亡くなられたら、遺族は悲しみの中でさまざまな雑事に対応しなければなりません。貯金通帳、保険証書、実印、貴金属類、実家の権利書類など、貴重品がどこにあるのかを誰も知らなかったり、相続の具体的な内容が決められていなければ、トラブルの元になるかもしれません。あまり考えたくはありませんが、元気なうちに財産の整理をしたり、相続について話し合っておくことも大切です。

相続の話は親から切り出すのがよい

相続問題を子どもから切り出すのは、なかなか難しいもの。親にその心づもりがないと、驚いたり、中には怒り出す人もいると聞きます。親の責任として、自分の方から子どもに話ができるよう、準備をしておきたいもの。例えば、貴重品のストック場所をメモ。相続については、具体的に「こうしたい」と決めておきましょう。遺言書の作成も揉め事をなくすのに役立ちます。どの資産を誰にどれだけ相続させるのかを明記しておけば、それが故人の遺志として、尊重して相続を進めることができます。費用はかかりますが、遺言書は、法的な効力がある「公正証書遺書」を作成すると確かです。そこまでは…という方は、「自筆証書遺言」が作れる遺言書キットなども販売されているので活用してもいいですね。

相続税対策にもなる親子同居

一定額以上の遺産を相続すると、相続した人に相続税がかかります。2015年の相続税制改正で、基礎控除額が4割も引き下げられ、課税対象になるケースが増えています。なお、親と同居している相続人の場合は、土地の評価額が8割減額(330㎡まで)される「小規模宅地等の特例」という制度があり、相続税の節税になります。また、相続人が相続開始前3年以上仮家住まいの場合にも、「小規模宅地等の特例」が適用されます。同居していないから…と制度の利用をあきらめている方は、知っておきたい制度です。

自分たちの暮らしにあった二世帯住宅にリフォーム

これから同居する場合は、二世帯で暮らしやすいようリフォームをすると、親もこれからの生活が快適になります。二世帯住宅は、大きく分けると、リビングやキッチン、バスルームなどは共有して寝室などの個室のみ分けるタイプ、設備も個室もすべて別に設け、暮らしを分けるタイプ、さらに玄関もそれぞれに設けて完全分離するタイプなどに分けられます。

共働き夫婦など、親世帯との生活時間のズレが大きい場合、メインのキッチンとは別にコンパクトなキッチンを設けるなど、平日はそれぞれのキッチンで料理できるようにすると便利です。好きな献立を作ったり、音の問題などお互いが気兼ねなく使うことができます。水まわりの増設など3世代同居のためのリフォームは、所得税の控除が受けられます。二世帯住宅の間取りは、よく話し合って、自分たちに合った二世帯リフォームをしたいですね。

三世代同居リフォームで税金が戻ってくる!おトクに活用してかしこく同居

バリアフリー化して安心できる住まいに

リフォームする場合は、これからの生活を考えて、バリアフリー化しておくことがオススメ。床の段差を解消し転倒事故を予防する、玄関や廊下、階段に手すりを設けて移動をスムーズにする、また、トイレと浴室にも手すりがあると安全に動作ができます。

夜中のトイレや移動のために、足元や階段の照明にも配慮したいところです。手すりの取り付けや、段差の解消などのバリアフリーリフォームをした場合、条件を満たしていれば所得税の控除が受けられますので、事前に調べておきたいですね。

整理しやすい収納を設けよう

いろいろな場所に大切なものをしまいこんでいると、どこに何をしまったのかがわからなくなってしまいます。リフォームでは、効率よく整理できるよう、壁面収納に一括することがオススメ。どの位置に何をしまうかを決めて、子どもにも伝えておけばいざというときに困りません。

使わない食器や贈答品などもリフォームの際に整理しておきたいですね。キッチン収納は、引き出しタイプのシステムキッチンに交換すると、取り出す動作もラクになり、何がどこにしまってあるのか見やすくなります。

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