リフォーム・リノベーションのヒント集

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2024/04/25

散らかるLDK…子育て中もスッキリ暮らせる仕掛けがあった!

子育て中は、ものがどんどん増えていき、リビングはいつもゴチャゴチャ、片付けてもすぐに散らかってしまいます。おもちゃから絵本、ゲームや図鑑まで、子どもの好奇心を育てながら、スッキリオシャレに暮らすLDKのヒントをご紹介します。

見せてもいいものと、見せたくないものを仕分ける

子育て中もスッキリとオシャレに暮らすコツは、子どもの遊び道具の中で、見せるものとその都度しまうものを仕分けすることです。インテリアのジャマにならない子どもの絵本、木製のおもちゃや、ぬいぐるみなど、見えるところに出しておきたいものは、定位置を決めましょう。隠したいものは、収納コーナーを作って、種類ごとにボックスに収納し、元に戻すことを習慣にするのがおすすめです。

雑然とする書類はファイルボックスに

学校からのプリントやカードの請求明細、子どものお絵かき帳やドリルなど、リビングに意外にあふれるのが書類やノート類です。これらの整理にはA4サイズのクリアファイルとファイルボックスが便利。種類ごとにクリアファイルに入れ、ファイルボックスへ。同じもので揃えることで、スッキリとした印象になります。オシャレなラベルを貼ることで、何がどこに入っているかわかるだけでなくインテリア性もアップします。

大好きな絵本は、アート代わりに飾って楽しむ

表紙がキレイな絵本は大人が見ても楽しいもの。リビングの壁面収納に立てかけて飾れば、アート代わりになります。子どもにとっては、大好きな絵本の表紙が並んで、リビングが図書館のように。読書好きになって欲しいなら、興味のあることに関する本や、読んで欲しい本をすぐ手に取れるようにするのもおすすめです。

急なママ友の訪問でも大丈夫。キッチンは引戸収納でいつもスッキリ

習い事仲間の子どもを一緒に送り迎えしたり、幼稚園の帰りにママ友に家によってもらったり、子育て中は何かとママ同士のお付き合いも多いもの。
ちょっと寄ってもらったときなどに、気になるのはキッチンではないでしょうか。炊飯器や電子レンジ、買い置きの食材など、色も形状も異なるものが集まっているから、片付けていても、ゴチャゴチャして見えがち。だから、キッチンの収納は扉で隠せるタイプがおすすめ。閉めてしまえば見た目もスッキリ。「スライドイン家電収納」は、調理家電やゴチャゴチャ見える食器など、見せたくないものをサッと隠せます。

キッチンの壁面に収納スペースをつくるのもおすすめです。収納パーツを自由に組み合わせることができる「アイシェルフ」なら、間取りや収納するものに合わせて、収納空間をアレンジできます。普段は引戸を開けておけば、必要なものが取り出しやすく、来客時には閉めるだけで空間をスッキリと見せることができます。

お気に入りのものは飾って、使って楽しむ

お気に入りのものは、しまいこむより、ダイニングなど見えるところに飾って楽しみたいもの。インテリアのように飾ることで、その場につい何かを置いてしまうことを防ぐ効果があります。また、子どもたちにもそれが特別なものであると意識させ、ものを大切に扱うことを教えるいい機会にもなります。

子どもがお手伝いしやすい、スッキリ片付いたキッチン

子どもが自主的にお手伝いをしたくなるキッチンをめざすなら、道具や材料の置いている場所が、わかりやすく取り出しやすいことが肝心です。
収納は、引き出しタイプにすると、奥のものまで見渡せ、目的のものがすぐに見つけやすくなります。子どもでも取り出しやすく、片付けやすい収納なら、一人でお手伝いができるので、子どものやる気もアップします。

監修協力

高山 一子さん

高山 一子(たかやま いちこ)さん

収納コンサルタント/ライフオーガナイザー
株式会社SMARTWORKS代表取締役。一般社団法人日本ライフオーガナイザー協会認定トレーナーとして活動するとともに、片付け収納サービス、新築・リフォーム時の収納コンサルティング、収納や片付けの各種セミナー講師として活動。

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