住宅リフォームのヒント集

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2022/03/04

誤飲・感電・指はさみ…など
「危ない!」から子どもを守るリフォームのポイント

子どもの成長はあっという間。子どもは親の目の届かないところで何をするかわかりません。事前に、危険な場所を子ども目線で点検し、安心して暮らせる住まいにリフォームしませんか。子どもが思い切り遊べる住まいにしたいですね。

子どもの目線で見ると、家の中は危険がいっぱい!?

大人と子どもとでは見える景色もとらえ方も違います。赤ちゃんや子どもにとっては、何が危険かわかりません。誤飲や浴槽への転落、コンセントでの感電、ドアの指はさみなど、子どもの事故は親がほんの数秒間、目を離したすきに起きています。
とはいえ、いつも子どもを見守っているわけにはいきません。子どもが生まれる前のリフォームは、危険な場所やモノを事前に取り除くチャンス。リフォームのポイントをご紹介します。

誤飲防止のポイントは小物の収納

生後5か月を過ぎた頃から、赤ちゃんは何でも口に入れる傾向が見られるようになります。ハイハイの時から気をつけたいのは、ビー玉やブロックなどの小さなおもちゃ、錠剤などの薬類、小銭、電池、マグネットなど小物の出しっ放しなど。誤飲防止のポイントは小物類の収納です。扉付の収納棚など、子どもの手の届かないところに片付け、手が届きそうな扉には、扉ロックを付けるなど、子どもが開けられないように対策をします。
リビングの壁面を扉付きの収納スペースにするのもおすすめです。細々したモノは出しっ放しにせず、すぐに収納できるようにしたいですね。

子どもの指はさみは、大人の不注意が原因!?

ドアや引戸に指をはさむこともよく起こる事故です。大人が引戸や折れ戸を閉めようとしたところに子どもが手を出していた、ということも。開閉時は、近くに子どもがいないことを確認することが大切です。

けれど、大人が気を付けていても子どもが自分でケガをしてしまう場合もあります。「ベリティス」の引戸は「両側ソフトクローズ機構付き」で閉まる直前にブレーキがかかるので、大きなケガも起きにくくなります。

また、折れ戸は扉にすき間ができない「ハサマナイズ機構」を採用すれば、指はさみ事故を防止できます。

コンセントと電気コードの感電・つまずき対策

家中にある電気コード類やコンセントも子どもにとっては危険なもの。電気コードに足をひっかけて転ぶこともあります。落ちていたヘアピンなどをコンセントに差し込むと感電や漏電の原因になることも。

コンセントは、プラグの刃を 2 本同時に差し込まないと開かない扉付設計のものを選ぶと、ピンなどを差し込もうとする子どものいたずらを防止できます。また、マグネットコンセントなら、プラグがマグネット式なので、足を引っかけてもポンとすぐに外れて安心です。

段差でのつまずきによる転倒を防ぐ

引戸のレールなど、ちょっとした段差でもつまずいて転んでしまうことがあります。上吊りタイプの引戸なら、床面にレールがなく、つまずきの防止に。ほこりもたまりにくくお手入れもラクになります。

キッチンでのやけど、刃物に注意

キッチンにも危険なものがたくさん。子どもにとっては興味津々の場所なので注意が必要です。

コンロは、手前のスペースが広めのタイプのIHクッキングヒーターなら、鍋やフライパンの取っ手のはみ出しがないので、子どもが手を伸ばしてひっくり返す心配がありません。

包丁の収納部分にロックがついているタイプなら、簡単には取り出すことができないので、万が一子どもが扉を開けてしまっても安心です。

食器洗い乾燥機にも注意が必要です。使用中の高温の排気や湯気が火傷につながることがあります。パナソニックの食器洗い乾燥機は、扉上部のスリットから排気。低温・低湿排気で、高温の湯気が出ない仕様になっています。

タッチレス水栓の洗面ドレッシングで感染予防

風邪など感染症の原因の多くは手を介した接触感染。子どもは、外出先や室内でいろいろさわるので、その手で口などをさわると感染リスクが高まります。感染予防には手洗いとうがいが効果的。タッチレス水栓なら、センサーに手をかざすだけで水が出るので子どもでも操作しやすく、水栓レバーを手でさわらないので清潔です。
幼いころからママやパパと一緒に、楽しく手洗い、うがいをすることで手洗い習慣も身につきますね。

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