2023/11/17
- {{ $store.state.categories[pageInfo.category] }}
夫婦2人で楽しく調理したい!
リフォームで家族が使いやすいキッチンに
最近は、男性がキッチンに立つことも珍しくありません。夫婦一緒に料理がしたいと思う女性も多いのではないでしょうか?夫婦で、家族で料理を楽しむためには、家族みんなが使いやすいことがポイント。リフォームで考えておきたい、キッチンの工夫を紹介します。
ママがうれしい、家族の協力は?
子育てに休みはありません。乳児のころは、お腹をすかせては泣き、眠くなったら泣く。離乳食づくりにおむつ替え、入浴に寝かしつけ…、大きくなっても学校や習い事の送り迎えなど、まだまだ手が離せません。家族の食事づくりに後片付け、掃除、洗濯、買い物、お風呂の準備など、小さな子どものいる家庭は大忙しです。ママが負担することが多い家事ですが、共働きの家庭ではお互いの協力が欠かせません。
夫婦2人、並んで調理できるキッチン
料理が苦手だと敬遠しているパパも、ママが隣でサポートしてくれれば、上手に料理ができるかもしれません。コンロが横一列に3つ並んだキッチンならゆったり広々。パパとママが2人並んで同時に効率よく調理できます。母の日や誕生日などに、子どもと一緒に料理を作るのもいいですね。火を使うのが危ない年齢なら、野菜を洗ったり、卵を混ぜたり、簡単なことを少しでも参加できると子どもはうれしいものです。
汚れやキズに強いタイプのシンクやカウンターを選べば子どもが使っても気になりません。
使いやすいキッチンのポイントは「高さ」
使いやすいキッチンのポイントの1つは、カウンターの高さが適切であること。高すぎると食材を切るときに力が入らなかったり、低すぎると腰が痛くなることも。パナソニックの「Lクラス キッチン」なら、カウンターの高さを80㎝から90㎝までの間で1㎜単位で調整が可能。夫婦で料理をする時間が多いなら、2人のちょうどいい高さを選びたいですね。
また、吊り戸棚がある場合も、家族が取り出しやすい高さであることが大切です。吊り戸棚が目の高さまで降ろせるウォールユニットなら家族みんなが出し入れがしやすく便利です。プランニングのときには、夫婦一緒にショウルームでちょうどいい「高さ」を確かめましょう。
誰でも取り出しやすいカップボード
料理は、作って食器を出して…とスムーズに作業を進めたいもの。食器収納には、取り出しやすい工夫があるといいですね。「回転アミカゴ」付きの食器収納なら、手前のアミカゴを回転させることで奥に入れた食器もラクに取り出せます。
また、引き出しタイプの収納は、奥まで見やすいので必要な食器がスムーズに見つかります。静かにゆっくりと閉まるタイプの引き出しなら、子どもが食器を出す時にも安心です。
手元をしっかり照らす照明
オープンキッチンで気を付けたいポイントは、照明の配置と明るさ。キッチン空間全体を照らすベースライトと、白い昼白色のキッチンライトで手元をしっかり照らすと作業がしやすくなります。キッチンライトは、リビング・ダイニングの雰囲気を壊さないように、一体化したスリムなデザインのものがおすすめです。
食器洗い乾燥機で叶える、家族一緒に過ごすくつろぎの時間
仕事に、家事、育児に忙しい日々、食後くらいはゆっくり休憩したいものです。食器洗い乾燥機があれば、食器を入れるだけなので食後の後片付けの時間が短縮できます。子どもでも、食器洗い乾燥機に食器を入れるだけならお手伝いできるかも。最近は洗剤の投入も運転コースも自動でお任せできるものが登場。家事の手間をさらに削減できます。
自分で手洗いをするとなると1回の食器洗いに費やす時間は平均20分ほどですが、食器洗い乾燥機を使えば、食器をセットするのに必要な時間は5分程度。子育て家族にとって、15分の短縮は、少しでも一緒に過ごすための貴重な時間になります。
「献立を考える」「荷物を持つ」小さなことが大きな助けに
「今晩の夕飯、何にしよう?」献立づくりは意外と大変…。「今日は○○が食べたいな」なんてヒントを言うだけで、毎日の献立づくりの負担を軽くできます。また、買い物の重い荷物もママにとって大きなストレス。重い荷物はパパが持つなど、得意なことをそれぞれが積極的に取り組むことで、お互いの家事ストレスがグンと軽減します。
監修協力
前海 佐季子(まえうみ さきこ)さん
沖縄県で活動する住まいコンサルタント。一級建築士・インテリアコーディネーターとして20年に渡り約120件のマイホーム建築に尽力。経験に加え、住まいの悩みを心理学・脳科学を使って解決。学んだ"空間デザイン心理学®"に基づいたカウンセリングで「世の中の悩めるお母さんたちの力になりたい」と、2021年に独立。「模様替え」からリノベーション設計まで幅広く、数々の住まいの悩みや家庭内のトラブル解決に努める。空間デザイン心理士®、2児の母。