太陽光発電システム

よくあるご質問(FAQ)

太陽光発電のしくみと基本用語について

太陽光発電システムとはどのようなもの?
太陽光発電システムは太陽電池モジュール、接続箱、パワーコンディショナ、屋内分電盤、これらを接続する配線、太陽電池モジュールを設置する架台、発電量を測る電力量計などで構成されます。
太陽電池モジュールで“太陽の光エネルギー”を直流電力に変換し、パワーコンディショナで直流電力を交流電力に変換し、家庭で利用できるようにします。
太陽光発電量がご家庭での使用電力量を上回ると、余った電力は電力会社に売電できます(システム容量10kW未満の場合)。システム容量が10kW以上の場合は、発電した電力はすべて売電することができます。
単結晶シリコンと多結晶シリコンの違いは?
製造方法が異なり、一般的には単結晶の方が性能が高く、高価です。多結晶は比較的安価ですが、結晶の間でのロスが多く、単結晶に比べると性能が低くなります。
【単結晶シリコンの製造方法】
単結晶の種棒を用いて、液状に溶かしたシリコンから円柱状の単結晶を回転させながら長時間かけて引き上げます。
【多結晶シリコンの製造方法】
溶かしたシリコンを鋳型に入れて一気に固めて作ります。そのため、単一の結晶ではなく、多くの結晶からできた塊になっています。
なぜ発電するの?
太陽電池は、太陽の光エネルギーを直接電気エネルギーに変換するものです。
物質に光を照射すると、物質内部で電気を帯びた粒子【「+」と「−」】が移動しますが、その物質が「半導体」であれば、特定方向のみに「+」「−」が移動し、電池のように電流が発生します。
太陽電池は電気的性質の異なるn型半導体とp型半導体を接合させたもので、光が当たると「−」の電気は「n型」側へ、「+」の電気は「p型」側へ集まります。これらを太陽電池の表面と裏面につけた電極から取り出しています。
太陽光発電の長所は?
●クリーンな発電方式です。発電時に温室効果ガスの発生がなく、環境負担の少ない発電です。
●発電のためのエネルギー源は太陽光であり、無尽蔵かつ無償です。
●システムの大小に関わらず発電効率はほぼ一定です。

発電について

曇りの日や雨の日も発電するの?
晴れの日よりは少ないながらも発電します。
曇りでは発電量が晴天の1/3〜1/10、雨天では1/5〜1/20になります。
雪が降ったらどうなるの?
太陽電池モジュールに雪が積もった状態ではほとんど発電しません。
«ご注意»
積雪はわずかに融けるだけで太陽電池モジュールのガラス表面を一気に滑り落ちます。積雪地域では道路・隣家・ガレージに面している屋根面での設置を避ける配慮が必要です。太陽電池モジュールの設置場所や滑雪対策については、販売店・施工店様にご相談ください。
大きな陰の影響は?
薄い陰(山、ビル、樹木、電信柱などの陰)が太陽電池にかかった場合、発電量は低下しますがゼロにはならず、周囲からの散乱光により1/10〜1/3程度は発電します。
しかし設置に際しては、できるだけ太陽電池に陰がかからないような工夫をし、陰の発生が避けられない場合は、その陰が複数回路に跨らないように回路レイアウトを調整することが重要です。
電気代はどのくらい減らせるの?
お住まいの地域や設置するシステム容量によって異なります。
当社ホームページには、簡易的に年間予測発電量や光熱費削減効果がシミュレーションできるサイト「エネピタ」がありますので、ぜひご利用ください。
より詳細な情報をお知りになりたい場合は、販売店・施工店様にご依頼ください。
「エネピタ」はこちらから。
発電量はどれだけあれば良い?
一般的なご家庭の場合、1年間で約4,700kWh程度発電できるシステムが目安になります。
(設置可能なシステム容量は屋根面積などによって異なります。)
詳しくはこちらをご覧ください。
約5kWシステムを搭載するにはモジュールが何枚必要?
「HIT」標準タイプでは20枚程度が必要です。

売電について

売った電力代金の受け取り方法は?
売電分の入金は口座振込です。買電と売電は相殺されず個別に扱われますので、買電の引落し口座と同一である必要はありません。
固定価格買取制度とは?
再生可能エネルギーで発電された電気を、その地域の電力会社が一定価格で買い取ることを国が約束する制度です。(資源エネルギー庁「再生可能エネルギーの固定価格買取制度ガイドブック」より) 詳しくは 資源エネルギー庁のホームページをご覧ください。
「余剰買取」「全量買取」とは?
太陽光発電の電力を電力会社が買い取る(=売電する)場合、つぎの2つの方法があります。
【余剰買取】
システム容量10kW未満が対象で、ご家庭で使用する電力量より発電量が上回った場合、余った電力を電力会社が買い取ります。(10kW以上は余剰買取も選択することができます。)
【全量買取】
システム容量10kW以上が対象で、発電した電力すべてを電力会社が買い取ります。(10kW以上は全量買取か余剰買取を選択することができます。)

設置について

屋根への負担は?
HIT 245αPlus20枚使用のシステムでは、太陽電池モジュールの面積は1.28u/1枚×20枚=約25.6uですので、設置のためには、それ以上の屋根面積が必要です。
また、重量は14kg/枚×20枚+架台総重量132kg(アンカーH方式(150mm)の場合)=約412kgですから、1uあたりの重量は、約16.1kg/u程度となります。
なお、重量以外に風の負圧の影響も考えられますので、事前に個別の建物について問題がないか確認する必要があります。
同じシステム容量の場合、「HIT」なら高効率だから少ないモジュール枚数ですみ、屋根への負担が軽減できます。
モジュールを設置する方角や角度によって発電効率は変わるの?
方角は、南向きを100%とすると東・西向きは80〜85%、北向きはおすすめできません。
角度は、地域によって異なりますが、南向きで約20〜30度が効率的です。
どんな屋根にも設置できるの?
切妻屋根をはじめ寄棟や陸屋根など、お住まいの屋根の形に合わせて取り付けることができます。
(屋根形状や屋根材、構造などによって設置できない場合がありますのでご注意ください。)
野地ぴたFタイプの特長は?
太陽電池の下は瓦が不要のため、
●家づくりのコスト節約につながります。
●屋根が軽くなり、揺れに強い「減震」仕様の住まいになります。
●モジュール段差の少ないフラット&薄型デザインで、スレート瓦や和瓦、陶器製平板瓦に美しく納まります。
「減震」仕様についてはこちらをご覧ください。
後から容量を増やすことはできるの?
パワーコンディショナ容量に余裕がある場合は、同一品番・同一直列数のモジュール増設が可能です。
パワーコンディショナ容量に余裕がない場合は、新たにシステム構成が必要です。
塩害地域に設置しても大丈夫?
【太陽電池モジュール】
海水が直接かからない場所に設置してください。
【屋外用マルチストリング型パワーコンディショナ】
オプションの耐塩害仕様壁取付板、平地置台セット、トップカバーなどを使用してください。
【接続箱】
潮風にさらされる場所では屋内に設置してください。

太陽電池モジュールについて

温度の高い時に発電量に差がでるのはなぜ?
半導体である太陽電池は、一般的に温度が高くなると逆方向の電流が増大し、発電量が低下します。パソコンが高温下でフリーズしやすくなるのも同じ現象です。
「HIT」は他の太陽電池と比べて温度特性が良く、そのためモジュールの温度が高いお昼過ぎや、最も電力の需要が高まる夏場のピーク時にも、しっかり発電します。その結果、年間の発電量にも大きな差が出ます。
太陽電池の寿命はどのくらい?
「HIT」はモジュールの表面がガラスで保護されており、平均して25年以上の期待寿命があります。
(設置場所、設置条件により異なります。)
「機器瑕疵保証」「モジュール出力保証」とはどのようなもの?
「機器瑕疵保証」とは、製造上の不具合や製造に起因するモジュールの割れを保証するものです。
「モジュール出力保証」とは、公称最大出力に対して、10年で81%未満、または25年(モジュールによっては20年)で72%未満となった場合の保証です。
当社が定めた登録施工店による設置工事が前提で、当社への申請を行っていただくなど、保証の条件があります。
詳しくはこちらをご覧ください。
太陽電池に蓄電池機能はあるの?
太陽電池自体に蓄電能力はありません。 電気を蓄える場合はパナソニックの蓄電システムをご利用ください。暮らし方に合わせてお選びいただけるシステムをご用意しています。 住宅用蓄電システムはこちらをご覧ください。

パワーコンディショナについて

パワーコンディショナの役割りは?
太陽電池で発電した直流の電気を、電力会社から送電される電気と同じ交流に効率良く変換することと、配電系統との連系に関する保護を目的としています。
パワーコンディショナを設置して電磁波の影響はないの?
パワーコンディショナから発生する電磁波は、蛍光灯スタンドやテレビと同程度の低いレベルです。
人体への影響に関しては、他の電気製品と同様で特に問題はありませんが、心臓ペースメーカーをご使用の場合は、パワーコンディショナにあまり接近し過ぎないようにしてください。
また、テレビやラジオ、無線機のアンテナおよびアンテナ線から、3m程度離してください。
«心臓ペースメーカーご使用の方に»
パワーコンディショナの放射電界強度は携帯電話の1割以下です。電波防護指針によれば、携帯電話はペースメーカーから22cm以上離れていれば問題ないとされています。従って、パワーコンディショナも22cm以上離れていれば影響はないと考えられますが、ペースメーカーご使用の方はご注意ください。
パワーコンディショナの運転音はうるさくないの?
運転開始時に「カチッ」というスイッチ音がします。定格運転時の作動音レベルは30〜35dB以下です。
パワーコンディショナの運転は日中のみですので、周囲の騒音レベルを考えると、それほど大きな音ではありません。
ただし、人によっては気になる場合があるため、設置場所を考慮する必要はあります。
パワーコンディショナは熱をもつの?
長時間定格運転した場合は温度が高くなりますが、通常の運転状態では問題ありません。
万一、安全な温度を超えた場合は、パワーコンディショナ本体の保護機能が働いて運転を停止します。
(ボタン部以外は不用意に手を触れないでください。感電や、やけどの原因となることがあります。)
パワーコンディショナの寿命はどのくらい?
期待寿命は15年以上で、当社は15年の保証をしています。
特に定期交換が必要な消耗部品はありません。取り替える際には「機器代」+「工事費」が必要となります。
また、設備認定先であるJPEA代行申請センター(JP-AC)、自治体や電力会社に対する設備変更の届けが必要になる場合もあります。
集中型とマルチストリング型の違いは?
【集中型】
太陽電池モジュールからの入力を1つにまとめて電力変換を行うため、モジュールの枚数を回路ごとに揃える必要があります。(枚数を揃えられない場合は、昇圧回路付の接続箱が必要です。)
【マルチストリング型】
太陽電池モジュールからの入力ごとに電力変換を行うため、モジュールの枚数を回路ごとに揃える必要がありません。より多くのモジュールが設置でき、「ハーフタイプ」を設置する場合も最適です。

モニタについて

3kWを設置しているのに、なぜ晴れていてもモニタ表示が3kWにならないの?
太陽電池モジュールの定格出力は、JIS(日本工業規格)で定められた一定の条件下で算出された値が示されています。また、実際の発電能力は、日射強度(日射量)や周囲温度、設置された方位や角度に大きく依存しています。
従って、晴天日であっても常に定格通りの発電が行われているわけではありません。晴天日の日中では、モニタで表示される発電電力は、太陽電池容量の約7〜8割がおおよその目安となります。
また、太陽電池容量がパワーコンディショナの定格より大きいもので設計されている場合もあり、瞬時発電電力がパワーコンディショナの定格容量を超えると、その超えた分がカットされます(安定時にはほとんどカットされません)。瞬時発電電力をカットさせたくない場合は、太陽電池容量より大きい定格のパワーコンディショナが必要です。
発電・売電・買電などの「データ保存期間」はどれくらい?
【VBPM372C・VBPM371C・VBPM370CK・VBPM350C・VBPM400】
過去840時間(時間別)/403日(日別)/120ヵ月(月別)データを保存。
【VBPM274C】
時間別・日別・月別、全てのデータを10年間保存。(10年以前は、古いデータから削除)
発電量(リアルタイム表示画面)は何kWまで表示させることができるの?
【VBPM372C・VBPM371C・VBPM370CK・VBPM350C】
80kWまで表示可能です。
【VBPM274C】
余剰用は23.6kWまで、全量用は59kWまで表示可能です。
(余剰用電力検出ユニット:VBPW274、全量用電力検出ユニット:VBPW274Aの計測値に基づいています。)
【VBPM372C・VBPM371C】
余剰用は20kWまで、全量用は50kWまで表示可能です。
(余剰用電力検出ユニット:VBPW372、全量用電力検出ユニット:VBPW372Aの計測値に基づいています。)
【VBPM370CK・VBPM350C】
20kWまで表示可能です。
(余剰用電力検出ユニット:VBPW370・VBPW350、全量用電力検出ユニット:VBPW371の計測値に基づいています。)
(VBPW350はVBPM350Cとのみ接続可能です。)
モニタのデータを、パソコンやスマートフォンで見ることができるの?
電力検出ユニット(VBPW203K、VBPW274、VBPW274A)は、無線LANルータ(別売品)を経由して、パソコンやスマートフォンにモニタのデータを表示させることは可能です。ただし、全ての環境で動作を保証するものではありません。
また、電力検出ユニットには対応したエネルギーモニタが必要となります。
外出先からモニタのデータを見ることができるの?
外出先からデータを見ることはできません。
全量買取に対応したモニタはあるの?
つぎの「モニタ」と「電力検出ユニット」の組み合わせで、全量買取に対応できます。
モニタ:VBPM371C/VBPM372C 電力検出ユニット:VBPW372A(最大計測電力 50kW)
モニタ:VBPM370CK 電力検出ユニット:VBPW371(最大計測電力 20kW)
モニタ:VBPM274C 電力検出ユニット:VBPW274A(最大計測電力 59kW)
スマートHEMSをモニタとして使用できますか?
できます。HEMSモニターの他にAiSEG、AiSEG用エネルギー計測ユニットが必要です。
HEMSモニター:MKN710K
AiSEG+AiSEG用エネルギー計測ユニット:MKN7321KHEまたはMKN7322KHE
スマートHEMSについて詳しくはこちらをご覧ください。

使用にあたって

停電時はどうなるの?
【手動で自立運転に切り替えるシステムの場合】
太陽光発電システムに損傷がなく発電できる状態であれば、日射強度に応じた発電電力が使用できます。使える電力は最大1500W(100V15A)です。
【系統連系システムの場合】
電力会社や協力会社の保安作業員の方々の安全を確保するため、太陽光発電システムはいったん系統から切り離されます。このため発電電力は使用できません。系統が停電から復旧すると、約150秒〜300秒の待機後に自動的に系統に連系され、発電電力が使用できるようになります。  
点検やお手入れは必要なの?
太陽電池モジュールやパワーコンディショナなどの機器に、定期点検は義務づけられてはいません。また、お手入れも特に必要ありません。
しかし、長くお使いいただくために、販売店・施工店様による定期的な点検をおすすめします。
また、台風や地震などの自然災害の後は、販売店・施工店様による点検をおすすめします。
(点検費用はお客様負担となります。)
モジュールが汚れた場合、水をかけても大丈夫?
モジュール表面についたほこりなどの汚れは、雨などによって自然に流れます。 どうしても汚れなどが気になる場合は、屋根に上っての作業は危険ですので、販売店・施工店様にご相談ください。
消耗品はあるの?
太陽光発電システムには回転部や駆動部がなく、燃料を補給する必要もないため、日常的に補充したり交換する消耗品はありません。
ただし、経年劣化を起こす可能性のある部品がありますので、システムの維持に支障があるときは交換が必要です。
なお、パワーコンディショナ収納箱(VB8BP55SU)使用の場合、ファンは10年で、フィルターは設置環境や清掃時の取り扱い方にもよりますが、約1年で交換してください。(別売フィルター品番:VB8BP55FT)
10〜15年たってもメンテナンス費用は発生しないの?
パワーコンディショナの故障やケーブル材の絶縁劣化などの可能性はあります。修理・交換費用は内容によります。
«ご参考»
売電用電力計は、売電用電力計に設定されている有効期限での再検査・交換が必要です。費用はお客様負担となります。
パワーコンディショナ(品番:VBPC340,VBPC355)からアラーム音がしており、
確認すると「U□□」というコードが表示されています。どうすれば良いでしょうか?
1)U11〜U34の場合
パワーコンディショナの運転が一時的に不安定な状態になっています。点検コードをお控えください。
①「アラーム停止」ボタンを押してアラームを止めてください。(表示が点滅から点灯にかわります)
②「運転/停止」ボタンを押すと「−−−−−」の表示になります。
③もう一度「運転/停止」ボタンを押すとカウントダウン後に運転開始します。
再度表示が出る場合や頻発する場合はお買い上げのご販売店にご連絡ください。

2)U35〜U39の場合
自立運転中に発電電力が不足する等の理由により、パワーコンディショナの運転を一時的に停止しています。
(運転開始時などに過大な電流が流れる電気製品を、自立運転用コンセントで使用する場合に発生することがあります)
①「アラーム停止」ボタンを押してアラームを止めてください。(表示が点滅から点灯にかわります)
②「運転/停止」ボタンを押すと「−−J−−」の表示になります。
③対象となる電気製品を自立運転用コンセントから外した後、もう一度「運転/停止」ボタンを押すと自立運転を開始します。

パワーコンディショナ(品番:VBPC340,VBPC355)からアラーム音がしており、
確認すると「F□□」というコードが表示されています。どうすれば良いでしょうか?
パワーコンディショナの内部で異常が発生した可能性があります。点検コードをお控えいただき、「アラーム停止」ボタンを押してアラームを止めてください。(表示が点滅から点灯にかわります)
接続箱の開閉器と太陽光発電用連系ブレーカをOFFにした後、お買い上げのご販売店にご連絡ください。

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