雨といの歴史 アイアン雨といの誕生(昭和50年代~)

※当社独自調べ

ハイブリッド新素材「アイアン」による雨といの第二次素材革新時代へ。

強いプラスチック雨といの発売から25周年の昭和57年、
当社は硬質塩化ビニル樹脂のなかにスチール芯を挿入して一体化させるという、まったく新しい素材「アイアン」を開発。
商品化第1号の「アイアン新ハイ角(N4.0 II)」が誕生しました。新素材「アイアン」は、プラスチックの特性である
「腐食しない」「すぐれた耐久性」とスチールの「強度」という双方のメリットを最大限に活かし、
より強く・いつまでも美しく・長寿命という雨といを実現させたのです。

「アイアン」は、当社の雨といの新しい代名詞として、これからも住宅用・非住宅用に採用し、
外観重視・長期保証といったニーズにお応えしてまいります。

雨といニーズは、外観重視、個性化時代へ

住宅に関する関心は、これまでの内部中心から次第に外観へと移行。
雨といも屋根・外装、さらにはエクステリアまで含めた外観のトータル・デザインのなかでマッチしたものが求められるようになっています。
たとえば、洋風化の高まりによってデザインのシンプル化傾向がすすみ、

(1)軒といの形状は「丸とい」からシャープなラインを強調する「角とい」へと移行してきています。
(2)軒といは「勾配なし」の仕上げが好まれてきています。
(3)「金具なしのスッキリ仕上げ」が好まれてきています。
(4)いつまでも「変形しない長寿命雨とい」が求められています。
(5)パラペット仕様が増え、兼用雨といによる省設計ニーズが高まっています。

また、和風住宅については伝統志向・本物志向が高まり、
(1)「網代」などの伝統的なデザインが好まれています。
(2)和風建築の伝統的な素材の「銅」が、雨といや屋根材として積極的に使用されています。

大型雨といも「アイアン」時代に。高品質・長寿命・施工性向上に対応

非住宅用雨といに求められるニーズも、従来の「排水機能本位」から
「高品質・高性能」「施工性のよさ」「仕上がりの美しさ」といったものに変化してきています。
住宅用雨といのアイアン化に引き続き、非住宅用雨といのアイアン化により、これらのニーズに十分な対応が実現しました。

(1)工場・倉庫などの特有の厳しい周辺環境条件に「アイアン」独自の丈夫さが真価を発揮します。
(2)温度差による熱伸縮率は、プラスチック大型雨といの約4分の1で、
しかも80℃の高温にも軟化しないという伸縮・熱変形に対する強さが、長尺施工でもドレン落としを可能にしました。
(3)衝撃や荷重に強く、長寿命のためメンテナンス負担が軽減されます。
(4)腰が強く、施工がラクにできて、しかも美しく仕上がります。
(5)吊金具・自在ドレンの採用で、軒先がスッキリと直線美を強調した仕上がりになります。

ページの先頭へ

お客様サポート

お客様サポート

よくあるご質問などはこちら