介護保険は、40歳以上の国民で保険料を出し合って、介護を必要としている高齢者を社会全体で支え合う仕組みとして作られた制度です。
高齢者に介護が必要になったとしても住み慣れた地域や家庭で自分らしく生活できるよう、また、介護をしている家族の負担が軽減されるよう、一部の費用を負担することで、必要な介護度合い(要介護度)に応じて決まった金額以内で介護サービスを受けられます。
介護保険のサービスを利用するには、お住まいの各市区町村の窓口で申請を行い、要介護(要支援)認定を取得することで、介護サービスを受けることができます。
申請する
サービスの利用を希望する人は、
自治体の窓口に「要介護認定」の申請をしましょう。
ケアプランを作る
(介護予防ケアプラン)
どんなサービスをどのくらい利用するかというケアプラン(介護予防ケアプラン)を作ります。
更新の場合は、現在利用中のサービスの継続をケアマネジャーに相談します。
サービスを利用する
介護サービスを行う提供事業者と契約を結び、
ケアプランにもとづいてサービスを利用します。
更新
認定の有効期間は原則6か月です。引き続きサービスの利用を希望する場合には、
有効期間満了前に更新の申請をしてください。
※有効期間内に大きな状態の変化がある場合は、再申請をすることができます。
要介護度の認定後、まず、ケアマネジャー等が中心となって、個人に合わせた『ケアプラン』を作成します。そのケアプランにもとづき、介護保険のさまざまな介護サービスを利用することができます。(ケアプランの作成については、利用者負担はありません)相談窓口は、要介護度の認定結果によって変わります。
要介護度の認定基準とサービスの支給限度額
サービス利用にあたっての自己負担額の割合は、所得に応じて異なります。
お住まいの行政により発行されている介護保険負担割合証でご確認ください。
介護予防計画担当者によるアセスメント (課題分析)
利用者の心身の状態や環境、生活状況などを把握し、課題を分析します。
サービス担当者との話し合い
目標を設定し、達成するための支援メニューを利用者・家族とサービス担当者で検討します。
介護予防ケアプランの作成
目標を達成するためのサービスの種類や回数を決定します。
サービス提供事業者と契約
介護予防サービスを行うサービス提供事業者と契約を結びます。
介護予防サービスの利用
介護予防ケアプランにもとづいて、サービスを利用し、一定期間ごとに効果を評価。
プランを見直します。
ケアマネジャーによるアセスメント(課題分析)
利用者の心身の状態や環境、生活状況などを把握し、課題分析します。
サービス担当者との話し合い
本人の状態にもっとも適したサービスを利用者・家族とサービス担当者で検討します。
ケアプランの作成
利用するサービスの種類や回数を決定します。
サービス提供事業者と契約
介護サービスを行うサービス提供事業者と契約を結びます。
居宅サービスの利用
ケアプランにもとづいて、サービスを利用します。
介護保険施設と契約
入所を希望する施設を選び直接申込みます。
ケアプランの作成
施設のケアマネジャーが利用者に適したケアプランを作成します。
施設・居住系サービスの利用
ケアプランにもとづいて、サービスを利用します。
からだの元気度チェック
ご自身の生活や健康状態などをチェックします。
介護予防事業の利用
運動教室など。